「Yostarは経験値ダンジョン」クリエイティブアート部映像チームに聞く、業務EXPの稼ぎ方
Yostarでは様々なタイトルを運営し、オンライン、オフラインを問わず様々なプロモーション展開を行っています。
例えば「Yostar OFFICIAL SHOP JR秋葉原駅店」の店舗上部にある特殊仕様のモニター映像制作も、クリエイティブアート部(CA部)映像チームが協力しています。
これまでもCA部映像チームは、Web広告、TVCM、大型サイネージ、イベント会場での映像コンテンツ、MV、PVと多岐に渡る制作を行ってきました。
今回お話を聞くのは、クリエイティブアート部映像チーム マネージャーのIさん。このデスクの主であるIさんは「Yostarは経験値ダンジョン。起こる出来事が他社に比べてとても濃い」と語ります。今回のYostar Plusでは、そんな経験値ダンジョンの様子について聞いてみました。
Iさん。2021年入社。
クリエイティブアート部 映像チーム マネージャー
経験値ダンジョンとは?
――:Iさん、本日はよろしくお願いいたします!CA部映像チームについてお話を聞きに来ました。映像チームは、動画プラットフォームやSNSだけに留まらず、様々な媒体に映像を提供していますね。
制作物はかなり多岐に渡っています。みなさんがよく目に触れている各ゲームタイトルの動画などはもちろんですが、Webだけではなく、2022年にJR新宿駅東西自由通路に掲出した『アークナイツ』2周年記念動画を含む大型映像広告や、「Yostar OFFICIAL SHOP JR秋葉原駅店」の上部の映像制作などに携わっています。
――:JR新宿駅東西通路のLEDビジョンは、かなり特殊なサイズでしたよね。
縦1.7m ✕横45.6mのLEDビジョンというかなり特殊な仕様でした。当時は完全に未知の領域で、試行錯誤しながら制作を進めていました。応援してくれるドクターへの感謝がコンセプトです。実際に現地で通路を歩いたり、通行人の目線の高さをチェックしたり、入念な実地調査を元に制作を開始しました。
ドクターのみなさんには、自分の好きなオペレーターを見つけて楽しんで欲しいというアイデアがありました。200人以上のオペレーターが登場しています。もうあの特殊なLEDあってからできたクリエイティブですね。その後、『アークナイツ』だけではなく、『ブルーアーカイブ』でも、先生への感謝を伝えるクリエイティブを掲出しています。
――:特殊という意味では、「Yostar OFFICIAL SHOP JR秋葉原駅店」もかなり目を引く映像になっていました。秋葉原駅のJR秋葉原駅中央改札から見える店舗で、真っ先に目に入ってきます。モニターはカーブがかかった特殊仕様で見ている分には楽しいのですが、実際映像を作るにはとても大変そうだぞと思って見ていました。
映像に関しては、他の広告と同様マーケティング部から依頼があり取り掛かりました。当時は施工中のため実店舗がなく、あれだけ湾曲したディスプレイ制作の実例もなかったので、仮の映像を組んでいました。
映像チームとしても初めて触れる仕様だったので、レイアウトでは各所で変化をつけて製作を進めました。
――:統一感を無くしての制作というと?
映像チームとして、あそこまで大型の実物が存在しない特殊仕様のモニターへの制作は初の試みでした。定期的にショップの映像更新を行っていくのですが、あの時点でレイアウトを統一してしまうと、この媒体の表現としての最適解が見つけられないと思ったんです。そこで今回のような手法を取ることにしました。
――:2024年は、ついに実写の撮影も始めましたね。
『アズールレーン』とヤマハ発動機様とのコラボチーム「IRF with アズールレーン」として参戦した3度目の鈴鹿8時間耐久ロードレースの映像パート、伝統工芸コラボステージ『アズフェッショナル~海戦ロマンの流儀~』のドキュメンタリーの撮影、編集、イラスト、3Dモデル、3Dアニメも映像チームで担当しています。
――:実写への撮影は、どういった経緯で担当することになったのでしょうか。
『アズールレーン』で刀剣のコラボを行うということを聞きつけました。私自身が刀剣に興味があったことや、幸いメンバーには実写撮影の経験者もおり、新しい挑戦としてやってみようとなったんです。
――:こう見るとYostarの制作ではどんな媒体が出てくるかわからないですね(笑)。自分たちでもやりたいことがどんどん出てきている。
そうなんです。これまでもCA部の動画チームでは、Web広告からTVCM、大型サイネージ、イベント会場での映像コンテンツ、MVやPV等、多岐にわたる制作物を一つのタイトルに寄り添い続けながら制作してきました。さらには、2022年のJR新宿駅東西自由通路にてLEDビジョン(縦1.7m ✕横45.6m)を用いたジャック広告の掲出、秋葉原の「Yostar OFFICIAL SHOP JR秋葉原駅店」など、自分たちにとっても未知の領域に触れることが多くあります。雑談の中で「業務EXPが稼げる経験値ダンジョン」なんて表現することもあります(笑)。
――:(笑)。
多彩な表現に触れられるのは、まさに理想的な環境だった
――:Iさんの職歴について教えてください
前職は広告代理店で、映像編集業務を行っていました。印刷物のデザインやイラスト、写真のレタッチや画像編集などなど業務は多岐に渡っていました。
――:業務は目に見えるものですね。学生時代に学んでいた?
大学でグラフィックデザインを中心に3DCGやWeb、映像演出、撮影等も齧っていました。今見れば、大学で学んだことが、そのまま仕事に反映されていますね。
――:広告代理店からYostarへ転職した理由を知りたいです。もともとゲーム会社志望ではなかったのでしょうか。
ゲームはもともと好きで、コンシューマーのタイトルを主にプレイしていましたが、クリエイターとしては業界を問わず様々なクリエイティブに触れたかったので、広告代理店を志望していました。
入社して何年か経ち、広告代理店での業務にも慣れてきたころに、今までとは別の環境で挑戦したい気持ちが芽生えてきまして。そんな中、もともとプレイしていた『アズールレーン』と『アークナイツ』のパブリッシャ―であるYostarが毎月の様に多種多様な制作物を発表していたので、ここなら色々な経験が積めそうだなと。そんな矢先にYostarの求人募集を見たのがきっかけですね。
――:まさにグッドタイミングでしたね。社外から見たYostarはどんなイメージだったんでしょう。
私から見たYostarは「非常にユーザーとの距離が近い会社」という印象が強かったです。運営中のタイトルは人気で
したし、勢いを感じていました。自身もリリース当初からのドクターであるということもあって、お話を聞いたのが始まりです。
――:実際にYostarに入社してどうでした?
まさに経験値ダンジョンです(笑)。自分が入社したタイミングは急成長中の時期でもあり、他社では経験できないような業務に携わってきました。先ほど話をした通りですが、予想もしない多様な表現に触れられることが多かったです。
また、驚くほど他部署との交流がしやすく、前述の公共広告や実写撮影等も、企画を進めてくれる部署との連携のしやすさがあってこそ実現したものだと思っています。
――:経験値ダンジョンを共にするパーティーの存在が気になります。
自分の視点で言うとCA部は、良い意味でのゆるさを持った部署だと思います。仕事では妥協をせずに、納期とクオリティのバランスを取ってしっかり成果を出す、チーム内外でコミュニケーションがきちっと取れるなら、上長から特に厳しく言われることはありません。古い上下関係などなく人間関係はフラットで、クリエイティブ職としては精神的に仕事がしやすいのではと思います。
――:フラットという点ですが、私は鈴鹿8時間耐久ロードレースの撮影の際にCA部と同行しました。傍から見れば、人間関係がフラット過ぎて、誰が上長かわからなかったんです。会話の中で明らかに若いメンバーが、歳上のメンバーにカジュアルにツッコミんでる姿に目をくるくるさせました(笑)。
そこが”精神的に仕事がしやすい”という点の1つにもなっていると思います(笑)。
――:仕事という点では映像チームに求めるスキルはどういったものでしょうか
先にお話したコミュニケーション能力に加えロジカルさが重要だと思っています。どういった目的があって制作しているのか。そのコンセプトを理解し、制作に落とし込む際のロジカルさ。そして制作のための部内外とのコミュニケー
ション能力が必用だと思います。もちろん、そこに作品への愛が加われば言うことはありません(笑)。
――:そんなCA部映像チームは、2024年に映像チームの中で3DCGのチームが発足していましたね。どういったチームなのでしょうか。
様々な部署からの依頼やCA部発信での3DCG制作を行っています。マーケティング部の中にある3DCGチームはリアルタイム性の高い表現が多いです。CA部に関しては、プリレンダリング系の映像コンテンツを提供している、というとわかりやすいと思います。現在は少数精鋭部隊なので、人材の層を厚くして様々な要望に応えられるようにしていきたいです。
――:この先の階層も何が飛び出てくるか、どんなルートをこじ開けていくかわからないですからね(笑)。
人手不足を感じなかったことはありません(笑)。ありがたいことですが、新しい人が入っても新規タイトルのリリースであったり、イベントの開催であったりと多くの制作物を制作する機会があるので、Yostarが作りたいものに対して人手が足りていないのが現状です。
――:やること、やりたいこと、予想もつかないことがいっぱいあると(笑)。
そうですね(笑)。今までCGをベースに制作を行っていましたが、実写の撮影も開始し、3DCGチームもできました。
もちろんそれだけにとどまらず様々なアプローチで価値を提供できるようにしていきます。
――:ありがとうございました。
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