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【お机、拝見しますっ!Vol.3】デザインもゲーム会社への就職も諦めない!Kさんのお机

Yostarで働く人をデスクと共にお伝えする「お机、拝見しますっ!」。第3回目はクリエイティブアート部(CA部)のデザイナーKさんです。

「絵を描くことが好きだったものの、クラスや学年の中で絵が上手い子は他にいて、自分は特にそうは見られない存在だった」と語るKさん。そんなことから進学時はデザイン以外の別の学科を希望していたものの、一念発起して美大を受験し、無事合格。

新卒時にはゲーム会社を目指していたものの全滅。デザイン事務所で雑誌や単行本のデザインなどを手掛けた後、広告代理店でアドネットワークやSNS配信用の広告デザインを制作していました。

その後、ゲーム会社への憧れ、またWeb広告以外の媒体も幅広く手掛けたいという想いからYostarへ入社しました。

今回の「お机、拝見しますっ!」では、Kさんに、入社前から入社後、CA部の雰囲気や業務、机のお話などを聞きました。

「お机、拝見しますっ!」Vol.3

クリエイティブアート部/グラフィックチーム リーダー /デザイナーKさん

絵を描くことは好きだったけれど、上手い人として見られてなかった

昔から絵を描くことは好きでした。ただ、いわゆるクラスや学年の中で絵が上手い子は他にいたんです。自分は特にそうは見られない存在でもありました。

学生時代に見ていたグラフィックデザインも「こんな広告やパッケージを作る仕事ができるようになれたらな」とは思いつつ、「上手い人は沢山いるし、その人たちより優れたものを自分は作れない」と、別の学部への進路を希望していたんです。

その後、美大へと進路変更したのは、クラスや学年の中で絵が上手い子たちが、美術予備校をどこに行くか話しているのを聞いたときで、「本当は自分もやりたい」「最初から諦めてたらダメだ」と思ったことがきっかけです。奇跡的に、ではありますが、無事合格することができました。

進学先は、あらゆる分野のデザインを学ぶことで「今回の問題解決には、このやり方はどうか」と考え、制作をしていく力を身につけるような学部でした。大学時代はそんな環境の中でデザインを学びつつ、携帯ゲーム機で大ヒットした不思議な生き物をたちをゲットするゲームにはまったり、同人誌を作っていたりもしていました。

就職活動で狙っていたのは、ほぼゲーム会社です。ただ、それらの業種のデザイナーは「イラストレーター」「UIデザイナー」など、ゲーム内のグラフィックをメインに据えていたようであったためか、自分のような「ゲームに携わりたいけどゲーム外のグラフィックデザインを作る仕事をするにはどうするか?」といった具体的なビジョンを志望動機やポートフォリオで伝えきれていなかった半端者は書類選考の段階で散っていきました…。


望んでいたゲーム会社はどこも選考から漏れ、最終的に内定をいただき入社したのは漫画雑誌・単行本の装丁などを行うデザイン事務所でした。同人誌を制作していたこともあり、漫画の装丁デザインには興味があったこと、「キャラクターとテキストが組み合わさることで出来る世界観」がとても好きで、イラスト単体・テキスト単体とは違った良さを仕事で出来たらな、と考えていました。この楽しみは、今の業務の根幹になっています。

デザイン事務所では、コミックの装丁などを手掛けた後、アプリゲームの盛り上がりが見せてきたこともあり、広告代理店に入社。アドネットワークやSNS配信用の広告制作業務を6年ほど行っていました。

念願だったゲーム関連のデザインに関われるようになった一方で、務めていた6年の間に、社の方針としてエンターテインメント系の業務が減ってしまったこと、何よりも自分自身がWeb広告以外の媒体も幅広く手掛けたくなったこともあり、転職先を探していました。

そんな時に目にしたのがYostarの求人です。当時から広告をよく見ていましたし、個人として夏開催のコミックマーケットに参加していた際に、ノベルティで瞬間冷却パックをもらったことを凄く覚えていて。来場者やユーザーのことをよく考えてくれている会社なんだなと好印象を持ちましたし、それ以来なにかと意識している部分もありました。

後日デザイナーも募集していることがわかったので応募し、無事採用していただきました。念願のゲーム会社への入社です。

幅広いデザイン領域とゲーム会社を求めてたどり着いたのがYostar

Yostar入社後の業務は、画像、テキストを元に要望に沿ったデザインを作る点は、広告代理店時代とほぼ同じです。ただデザイン事務所・広告代理店という立場からクライアントへのデザイン業務と比較すると、現在は社内に属しているという点で得られる情報量の差を感じています。

入社前に期待していた手掛けられるデザインの媒体・種類も豊富どころか、ここまで幅広く手掛けることができるのは想定外でした。特に学生時代は音楽ゲームも好きだったのでCDのデザインに携われたことが本当に嬉しくて、机にも飾っています。

机のデコレーションは、コミュニケーションのきっかけになることが多いので「聞かれたら、それについて沢山話せるもの」や一部自身が手掛けたもの、特に好きな自社コンテンツのグッズを飾っています。

個人の趣味で作ったものも混ざっていて、モニターの上にあるアロナのぬいぐるみは、自分で作りました。

社内では作業環境もある程度自由に選べるのも良い点です。CA部はデコレーションも含めたデスク環境の整備に力を入れている人が多く、人によって机に個性が出ていて面白いと思います。私はシングルディスプレイで業務を行っているので、他の人よりも飾れる面積が多いです(笑)。

Kさんから見たCA部、デザイナーとしての心がけ

CA部全体の雰囲気としては、仕事も趣味もこだわりを持って全力で取り組んでいる方が多いですね。私が所属しているチームで言えば「より担当タイトルの世界観やキャラクターの個性に合うように」各種要素を考えて制作に取り組んでいることもあり、チーム内チェックでデザインを見るのが毎回楽しみになっています。

私はと言えば、映像・3D・Web等凄まじい技術革新が行われている中、エンタメ系の静止画グラフィックデザイン一本でやっている身としては「この先生きのこるには」をよく考えます。

仕事のデザインをユーザーの皆さんにお届けするまでには沢山の業種・職種の方と関わり合ってこそなので「こういうデザインが得意な人がいたね」「この人に頼んだらもっと良くなる方法を知っているかも」と思ってもらえるよう心に残る仕事や、頼りにしてもらえるデザイナーになれるよう、勉強を欠かさずにいたいです。


▲実はWさんと机がお隣同士なんです。Vol.2もあわせてご覧ください!▲

▲Vol.1はCA部部長のお話。Yostar創業時のお話も出ています!▲

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