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【お机、拝見しますっ!Vol.5】入社は某スクールアイドルグループのおかげ?運営部Yさんのお机

アニメとゲームに出会わなかったら、日本にもYostarにも居なかったと語るYさん。現在はYostarで運営タイトルのローカライズを手掛けています。大学時代、日本へ留学中にYostarにアルバイトとして入社。中国で無機材料学、日本では細胞生物学を学んでおり、今の業務との接点は皆無です。

そんなYさんですが、本人に日本語を学ぶきっかけを聞くと、いくつかのIPタイトル……その中には某スクールアイドルグループが大きく影響していたそう。

そんなYさんは「ここにまだ置ける」の精神で次々に増えていく机上のアイテムについて、幅広い業務を行っている自分の状況と酷似していると語っていました。

今回の「お机、拝見しますっ!」では、Yさんの机と共に、Yostarへの入社や社内の様子をお届けします。

「お机、拝見しますっ!」Vol.5

運営部 / ローカライズ担当 / Yさん

Yostarへの入社は某スクールアイドルグループのおかげ

小学生の夏休みに放送していたロボットアニメにはまったのが、この世界に染まるきっかけでした。その作品は本編ではなく、外伝のOVAです。少年とその隣家のお姉さん、そして新兵とそれぞれが素性もわからないまま戦う物語で、その内容の悲惨な結末に「嘘だと言ってよ」と思わず叫びたくなりました。そこから自身のアニメへの熱に対して歯止めが効かなくなっていき、人生のオタクルートが確定しています(笑)。

さらに自分の学生時代に日本のアニメが流行したこともあり、日本語を学ぶきっかけになりました。当時はアニメを見たり、アニソンの歌の発音を真似したりと色々なことをやっていましたね。

次の転機は某スクールアイドルグループのアニメです。その作品にドハマリして掲示板に入り浸っていたところ、後日Yostarの日本法人を立ち上げるメンバーに出会ったことで、人生が大きく動きました。

日本に留学して早い段階でアルバイトとしてYostarに入社。『アズールレーン』をリリースしたくらいの時期だったと思います。入社当時の日本法人のメンバーは、それこそみんなロボットが大好きで、話しても話しても、話足りないぐらいでした。日本語のコミュニケーションの機会が増えたこともあり、飛躍的に日本語能力が伸びた時期だったのかなと。今振り返ると、本当にありがたい環境でした。

大学の専攻は無機材料学です。また日本への留学中には細胞生物学を学んでいましたが、就職の厳しい学部でした。いわゆる無理ゲーというカテゴリーです。この頃にYostarの初期メンバーになる人たちと出会って居なければ、今ごろ実家の仕事を手伝っていたかもしれません。

だから大学卒業後に関しては、居心地の良さも含めて、Yostarに入社する以外の選択肢はありませんでした。留学時の経験もあり、日本で無事に暮らしていける経験値をすでに積めていたことも良かったんだと思います。

現在は、運営中のタイトルでローカライズ業務の1次翻訳を担当しているほか、スケジュールや素材管理、GM対応やCS対応のアシスタント、『雀魂』ゲーム内外の画像や動画の作成から修正なども行っています。業務の幅広さで言えば、机の状況と変わりません……ね。

まだここに置ける

机の上に関して、好きなロボットシリーズのプラモデルはもちろんですが、鉄道も好きで配置しています。また旅と食が好きなので、各地に行った際の交通系ICカードを記念碑的に飾っています。

今回記事化にあたって、机を改めて見直したんですが情報量が多いですね。

ただ同時に思ったのは「焼肉も食べたいけど、ラーメンも食べたい。でも町中華もいいなぁ……」って時がよくあるじゃないですか。今ハマっている漫画の主人公であれば、全部食べるんです。彼女ならそうします。それと一緒です。心は「まだいける、ここにまだ置ける」っていうから、従ってしまうんですね。

要は「(スペースが)『ある』のがいけない!!!」んです。だからマシマシに詰められるだけ詰めています。今はさらにその先を求めて、机上スペースの利用効率をさらに向上するために、強力な磁石で電車のレールを壁(※)に配置できないか模索中です。

※デスクパーティションではマグネットが利用でき、自由度の高い装飾が可能です

また机にIoTデバイスを設置していることもポイントです。仕事を終えて、帰宅する際にデバイスにスマートフォンをタッチすることで、エアコンが入り、各所のアンロックなどもできるようにしています。仕事から帰ったら快適な空間が出来上がっているのが、とても良いですよ。

そういえば大学を卒業して、再び日本に戻り、いざ出社してみたら社員がかなり増えていました。おまけに、みんなガチオタクなのに、オシャレな人も増えていてちょっと腹が立ちました(笑)。

日本に再び来た時にはそんな環境の変化もありましたが、チームのメンバーとは、和気あいあいとした業務を行っています。チームメンバーとは良く食事に行くんですが、みんなお酒が飲めないのがおもしろいです。

そんな日々のなかで、自分自身の今後について「多岐にわたる業務を整理して、より専門性を高い方へシフトしたほうが良いのではないか」なんて考えることもあるんですが、その一方で「なんでもやれるのが運営の面白さでは?」とも思う、悩ましい日々が続いています(笑)


後日談ですが、Yさんとのチャット上でのやりとりで、日本語の誤字脱字はもちろん、文法などにも違和感がなかったことに気が付きました。おまけに要所要所で、軽妙に草まで生やしてきます。

気になって本人に聞けば、日本語能力試験(JLPT)で最難関であるN1をほぼ満点で取得していたそうです。文化をよく学べる環境と本人の努力、何よりも趣味への愛が重なった結果でしょうか。

「お机、拝見しますっ!」では、様々な机と共にYostarと社員のみなさんを通してYostarをご紹介していきます。次回もお楽しみに!

▲Vol.4はデザイナーから翻訳業へ、机のおかげで声掛け事案が発生したYさん▲

▲Vol.3はデザインもゲーム会社への就職も諦めなかったKさん。今ではCA部のリーダーです▲

Vol.2のWさん。Vol.3のKさんと、お隣同士のお机なんです。あわせてご覧ください!▲

▲Vol.1はCA部部長のお話。Yostar創業時のお話も出ています!▲

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