【社員インタビュー】クリエイティブアート部 グラフィックチーム デザイナー 加藤弘菜さん
Yostarで働く人を紹介する社員インタビュー。
第1回はクリエイティブアート部 グラフィックチーム デザイナーの加藤弘菜さんにお話を聞きました!
Q.今のお仕事内容を教えてください!
主にアプリゲーム『ブルーアーカイブ』のクリエイティブに関わっています。
ゲーム内のピックアップロゴやバナー、公式Twitterでのキャラクター紹介、キャンペーンやお知らせの画像や生放送のスライドの制作などを他のデザイナーと分担して担当しています。
他には雑誌や交通広告、グッズのデザインなども制作しています。
Q.1日のスケジュールを教えてください
大体9時位には起きて、10時始業、そこからデザインの制作などをして定時の19時には終業しています。
午前中は、案件のチェックや戻しがあったデザインの修正、監修済みのデザインの入稿データを制作。午後は、Twitterのお知らせバナーの制作やゲーム内のロゴデザインの制作、資料集めなどを行っています。
就業後は趣味のイラストや漫画を描いていることが多いです。
Q.仕事で大変だったことは?
2020年12月にYostarに入社してすぐに、当時リリース前の新タイトル※『ブルーアーカイブ』の担当になったことです。
既存のタイトルなら、元々あるデザインを参考にしてデザインのテイストを合わせていきやすいのですが、リリース前のタイトルかつすでに公式Twitter等で公開されているデザインから変わっていくという話だったので、全てが新しくて、世界観を知るところからスタートしました。
入社して早々に新タイトルを任せてもらえて驚きと有り難いという気持ちと共に、プレッシャーが大きかったです。
※ブルーアーカイブは2021年2月4日リリース
Q.実際に『ブルーアーカイブ』のデザインを担当してみてどうでしたか?
ティザーPVを見たとき、「こんなにかわいいキャラクターがたくさん出てくるタイトルを担当できるんだ!」と思いました。かわいさ、透明感、繊細な部分…と多様なデザインに挑戦できるのも魅力的です。
実際リリースされて、私も先生になりました。その後に出た2nd PVを見て、「これは?!」と衝撃を受け、ずっとPVをループしていました。イラストもシナリオも最高なゲームを担当できて、有難い限りです。
『ブルーアーカイブ』2nd PV
Q.Yostarに入社する前は何をしていましたか?
Yostarの前はWeb広告代理店で当時は主にアプリの広告配信用のバナーを作っていました。社内にデザイナーチームがあり、アドネットワークやSNS配信用の広告デザイン制作をしていました。
その前はデザイン事務所に勤めていたので、デザイナー歴でいうと10年目になります。
Q.Yostarを受けようと思ったきっかけは?
Web広告はクリックやインストール数など結果がわかりますよね。メリットもありますが当時は業務を続けていくなかで、期間限定で掲載されている広告バナーって本当に人に見られているのかな、実際にバナーを見た人の反応ってどうなのかな、数値上での結果は出てるけど実際の生の反応ってわからないな、というところにギャップを感じていた面もありました。
あとはアプリゲームを例にするとタイトルのリリース初期のみ、イベントのときのみなどスポットでしか広告で関われないケースも多かったため、もう少しタイトルの全体に関わりたいと感じたことが大きいです。
転職先を探し始めたところ、サイトやバナーのWebデザイナー、エディトリアル、グッズデザイナーだったりと、制作範囲がある程度決まっている職種の募集になっているところが多く、Webやグッズなどの枠を超えて関われるところがないかなと思って調べていたら、Yostarの広告デザイナーの求人がすべて当てはまっていました。ゲーム会社専属でここまで携われる求人がオープンで出ているところはそんなにないので、ここしかないと思いました!
Yostarといえば『アズールレーン』の広告が印象的で、コミックマーケットの最寄り駅でノベルティとして配布されていた「秘伝冷却剤」で暑い中助けられた御恩もあり、面接にも「秘伝冷却剤」を持って行きました(笑)
あとは『アークナイツ』。最初にティザーPVを見たときに、ものすごくかっこよくって、こういうデザインができたらいいなと思っていました。
Q.どんなときにやりがいを感じますか?
やはり自分が作ったクリエイティブが世に出たときが嬉しいですね。
広告が街中にすごく大きく掲載されていたり、Twitterで紹介として出たり、ゲーム内に出たりなど、色々なタイミングで見かけるたびに「携われて嬉しい!」と感じます。
ユーザーさんの反応をいただけるのはもちろん、『ブルーアーカイブ』の運営チームからも監修時「いいですね!」と言ってくださるので、一緒のチームの中でやっている感じがしてやりがいがあります。
Q.思い出に残っているクリエイティブを教えて下さい!
入社後初業務となった、ゲーム内に登場するキャラクター「アロナ」を使った事前登録受付中の広告です。「こんなにかわいいイラストを使っていいんだ!」とテンションが上りました。
実際に駅で見たときは、大きく掲載されていて驚きました!今まではWeb広告中心で、交通広告系のクリエイティブを作る機会がなかったので、Yostarで念願の駅広告ができて嬉しかったです。
※上記の掲載情報は2021年1月当時のものです
あとは、キャラクターのピックアップ募集のバナーを作っていく中で、最初は「このタイトルのピックアップバナー作ってください」という依頼だけだったのですが、もっとデザインを凝りたいと思ってタイトルロゴのデザインもコンセプトにあわせてデザインするようにしていたんです。その中で「アリス」というキャラクターが実装されるタイミングが特に転機だったと感じています。
アリスのピックアップ募集のときは「機械たちは旅立ちの夢を見るか?」というタイトルだったので、オマージュ元のデザインにもあった英語表記を入れて作ってみました。
運営チームにも私の熱意が伝わり、アリスのピックアップ募集のバナーデザインの制作以降は、よりいいクリエイティブを作るためにお互いに意見を出し合うようになりました。
Q.仕事をする上で大切にしていることは?
そもそも自分が作ったデザインというのはたくさんの人が関わっているからこそ世に出るんですよね。
一つのクリエイティブを出すにあたって、例えば前職のWeb広告代理店の場合だと営業の人が自分が作ったクリエイティブをクライアントに確認を取って、監修がOKだったら運用担当の人が各媒体に振り分けて効果を出してくれて、その売上とかを経理の人が担当してくれてて、そういったデザイン以外の業務をする方との関係を今後も大切にしたいと思っています。
そして、ユーザーさんがいいなって思ってくれるクリエイティブをずっと作れたらいいなと思っています。
今はTwitterなどで発信してくれるユーザーさんもいますし、発信しないけどゲームをすごくプレイしてくれるユーザーさんもいる、色んなプレイ環境で楽しんでいるユーザーさんのことを考えながら、喜ばれるクリエイティブを作りたいです。
Q.実際にYostarに入社してみてどうですか?
仕事でやりたかったことができて、とても嬉しいですね!
基本リモートワークなので、社内の人と直接お会いする機会がほとんどないんですが、自分が関わっている範囲でもYostarには色んなプロがいるなと思います。運営チーム、マーケティングチーム、スタジオマン、あとデザイナーさんの中にもこういうデザインが得意な人みたいなのがあって、各ジャンル色んな人がいて学ぶことが多いなと感じています。
それと今、かなり制作に集中できる環境で仕事ができているので有り難いです。Yostarはいい意味で会社っぽくなくて、「ザ・社会人」みたいな上下関係や風習とかもないですし、クリエイティブ制作も自由にやらせてもらえています。クリエイティブの制作って精神状態も大事だと思っているのですが、Yostarでは心の安寧を保って仕事ができているので有り難いですね。
Q.Yostarでやってみたいことは?
元々WEB広告まわりを担当していたのでそちらの方面でお手伝いできることがあれば…とも思いますし、今までやってきたロゴやバナーも引き続き頑張っていければなと。今後もブルーアーカイブの色んなメディアミックス展開があれば、そのデザインに携わる機会があればと思っています。
デザイナーとしてブルーアーカイブと一緒に成長していきたいですね。
加藤さん、ありがとうございました!
今後もYostar PlusではYostar・Yostar Picturesで働く人を紹介していきます。
※インタビューは2022年4月時点のものです