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【YoStaff!! Vol.1】全部署の「頑張り」を形に!ファンから作り手になったWebデザイナーDさん

「Webサイトって、関わった全部署の頑張りが最後に形になる場所なんです」

そう話してくれたのは、Webデザイナーとして活躍中のDさん。会社を知るきっかけは『アークナイツ』にどハマりしたことで、その熱量が彼をYostarへと導きました。しかも、応募を考えていた時に見ていたアニメ『アークナイツ』のエンドロールに知人の名前を見つけたときに運命を感じたんだとか。

Yostarで働くスタッフのリアルな声をお届けする連載企画「YoStaff!!」の第1回。
今回はDさんのちょっぴり運命的な入社の経緯と、Webサイト制作について聞きました!

ぜひご覧ください!

「YoStaff!!」第1回

Dさん
2023年2月入社 / クリエイティブアート部(CA部) グラフィックチーム Webユニット / Webデザイナー

アニメのエンドロールが繋いだ、運命的な出会い

――:Dさん、今日はよろしくお願いします!まずは、Yostarに入る前について教えてください。

前職もゲーム会社でWebデザイナーをやっていました。もともと考えるのが好きで、戦略性の高いゲームに夢中になることが多いです。その中でも特に『アークナイツ』にハマったんです。

「この熱量を仕事に活かせたら最高!」と思ったのが、Yostarに転職を考えたきっかけですね。

――:まさに『アークナイツ』がYostarへの道を開いてくれたんですね!応募に至る経緯もかなりユニークだったとか?

そうなんですよ!応募しようかなって考えていた頃、ちょうど『アークナイツ』のアニメが放送されていたタイミングだったんです。応募書類を書きながら何気なくアニメを観てたら、エンドロールに知人の名前を見つけたんです。結局、その知人に連絡して、面接をすることになりました。今思うと、すごい運命的な出会いだったなって思います。

――:ドラマみたいですね!面接はどんな感じでしたか?

一次面接では、僕が過去に作ったWebサイトについて、デザインの意図をかなり深掘りされたのを覚えてます。あと、「Webデザインでこれから何がしたい?」って話もしました。その内容がちょっとニッチな分野だったんですけど、「やったことはないですが、調べながらならできます!」って正直に伝えたのが、逆に熱意として伝わったのかもしれないです。

二次面接は李社長と1対1だったんですけど、世間の賃上げの話をしたり、偶然にも社長が僕の前職の会社が作ったゲームのファンだったこともあって、そのタイトルの話でめちゃくちゃ盛り上がりました。

――:入社前は、Yostarにどんなイメージを持ってましたか?

一言で言うと「なんか、わくわくする会社」ってイメージでした。知り合いの社員から「Yostarは経験値ダンジョンだよ」って聞いた時に、「ここでレベルアップしたい!」って強く思ったのを覚えてます。

――:前にCA部映像チームのマネージャーも話していた「経験値ダンジョン」ですね(笑)。実際に入ってみて、何かギャップはありました?

良い意味でのギャップなんですけど、「言ってみるだけならタダ」っていう雰囲気があることです。部署とか役職とか関係なく、誰でもグッズの企画を出せたり、どんな意見でもちゃんと聞いてもらえるカルチャーがありますね。あと、社内にはガチのファンがいっぱいいるので、ユーザー目線のリアルな話を気軽に聞けるのも、ものづくりをする上ですごく助かってます。

――:DさんがYostarに求めていたことも、この環境で叶えられましたか?

まさにそれです!僕が重要視していたことの中には、「一緒に良いものを作れる仲間がいること」と「いいものを作るための努力や回り道、相談がOKな環境」だったんです。そんな環境で仕事ができるということが本当に大きいなって実感してます。

全部署の「頑張り」が形になるWebサイト制作

――:Dさんから見た自身の部署やチームはどんな雰囲気ですか?

CA部全体は、いい意味で「学校のクラス」みたいですね。みんな仲が良くて、和気あいあいとしてます。私がいるグラフィックチームは、一人で黙々と集中する時間と、みんなでワイワイ話す時間のメリハリがしっかりしてて、働きやすいです。

――:CA部内の会話を聞いていると、フラットすぎて誰が上長かわからなかったですからね(笑)。そんな環境の普段のお仕事について、詳しく教えてください!YostarのWebサイトってどうやって作られていくんですか?

主な仕事は、既存サイトの更新や、キャンペーン・リアルイベントの特設サイトの制作です。企画を考えてる各部署の人たちと直接やり取りしながら進めていきます。

Webサイトって、関わった全部署の「頑張り」が最後に形になる場所なんです。だから、各部署が企画に込めた想いとかこだわりを汲み取ることが一番大事だと思っています。資料を読み込んで、チャットの履歴を遡って、情報を集めるところから私の仕事は始まります。そこから「こうしたらもっと面白くなりそう!」ってアイデアを提案して、担当者とキャッチボールしながら、一つのサイトを作っていく感じですね。

――:WebユニットはDさんが入社してから本格的に始動したと聞きました

はっきりとした前任者はいなかったみたいです。前は、手が空いてるデザイナーさんがその都度やっていたと聞いています。入社してからは、まず定期的に発生するページの制作を引き継ぎつつ、今までノウハウ不足でやれてなかった、もう一歩踏み込んだクオリティアップに挑戦していきました。

――:入社後、一番「成長したな〜」って実感をした仕事は何ですか?

一つに絞るのは難しいですけど、強いて言うなら『アークナイツ 5th Anniversary Fes.「With You」』の特設サイトですね。この時はアートディレクターさんにデザインのアドバイスをもらいながら、実装面でも新しい技術にどんどんチャレンジしました。自分のスキルの引き出しが増えた実感があります。

特にグッズページの絞り込み機能に関してはもっと見やすさを提供できるのはと思っていたんです。イベントグッズは年々増えていて、ページが見づらくなってきたと感じいます。そこで、来年以降とか他のタイトルでも使い回せるように、本格的な絞り込み機能を開発しました。社内のスタッフから「業務で使う時、めっちゃ便利になった!」って言われた時は、心の中でガッツポーズしましたね。

――:逆に、挑戦したからこそぶつかった壁はありましたか?

サイトの実装を上海本社のエンジニアさんにお願いする時のコミュニケーションは、今でも試行錯誤してますね。特にアニメーションのニュアンスを伝えるのが難しくて。「シュっと回ってキュッと縮む感じで!」なんて言っても伝わらないじゃないですか(笑)。それで参考動画を探したり、自分で簡単なコードを書いて見せたり、中国語がペラペラな同僚に通訳をお願いしたり、色々試しながらベストな方法を探ってるところです。

少しだけ「お机、拝見しますっ!」

――:デスク周りも業務のこだわりが詰まっているそうですね。

もらい物のグッズが多くてごちゃっとしてますけど、自分で集めたアーミヤのグッズは大切に飾ってます。気づけば好きになるキャラがピンク髪なことが多くて、だんだん机の上がピンク色のものが増えてきました(笑)。

機材は効率重視で選んでます。マウスとキーボードはマクロが組めるやつで、モニター3台は必須です。

――:モニター3台の使い分けが、とっても気になります。

右の縦置きモニターが素材とか資料を置く「食材庫」、真ん中がメインの作業スペースの「キッチン」、左ができたものを確認する「お皿」って感じで役割分担してます。縦長モニターは、コードを一覧することがしやすかったり、ウィンドウをたくさん並べられたりして便利ですよ。

最近は色々なタイトルを並行して担当することが多いので、STREAM DECKを導入して、ボタン一つで作業環境を切り替えられるようにしました。

――お仕事の話から少し離れて、Dさんのパーソナリティについても教えてください。好きなコンテンツは何ですか?

自社のタイトルでは、入社のきっかけでもある『アークナイツ』がずっと好きです。最近は世界的に大ヒットした死にゲーのDLCや、日本でも屈指のAAAのRPGタイトル、あと最近だとネット上に飛び交う都市伝説をテーマにした、推理ミステリーゲームに熱中していました。終業後にみんなでボードゲームをすることもあります。ただ基本的にエンタメは何でも楽しんでいます。自宅では常に動画配信のサブスクで映像を流していますね。

「面白い」を追求できるチームに

――:最後に、Webチームを将来的にどんなチームにしていきたいか、そしてどんな仲間と一緒に働きたいか教えてください。

ありがちですけど、切磋琢磨できるチームが理想です。でも、ギスギスしたのは嫌なので、「今朝、こんなかっこいいサイトを見つけたんだけど!」とか、「この機能、ついに全ブラウザで使えるようになるらしいよ」みたいな話を気軽にできる、遊び心のある仲間がいると嬉しいですね。

何より、コンテンツの面白さや、ユーザーにとって価値ある体験を届けるためにまっすぐ向き合える人だと最高です。それこそが作品やファンへの一番の誠意だと思います!

――:ありがとうございました!


「好き」という真っ直ぐな気持ちが仕事の原動力となり、運命さえも引き寄せたDさん。そんなDさんは全部署の「頑張り」を背負い、Webという形でユーザーに届けるため、日夜業務に仲間たちと共に励んでいます。ファンから作り手へ。その熱量は、きっとこれから様々なWebサイトを通じて多くのユーザーに届くはずです。

次回の「YoStaff!!」も楽しみにしてお待ちください!

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