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入社の決め手は「ユーザー目線、良いモノを作る、そして自分たちも楽しんで作る人達」 YostarアニメPが語る中の人達と部署の様子

スポーツ少年は、ある日、アニメにドハマりした。高校までは、勉強と部活のバスケットボールに時間を追われていた。エンタメに全く触れなかったわけではなく、多少の空き時間では小説やドラマを嗜んだ。幼少期にはアニメも見ていた。しかし、当時かかっていた厨二病という障壁が思春期のスポーツ少年をアニメから遠ざけていた。

ある日の深夜、少年は厨二病から解き放たれた。きっかけはふとTVを付けたときに流れていたとある深夜アニメだ。登場人物達のかわいらしさに一挙手一投足に目を奪われた。

幼少時に見ていた作品とは違った。演出やカメラワーク、物語の時系列がシャッフルされるなど、自分にとって初めての体験に魅了され、世間では神回と呼ばれるライブシーンで完全に心を奪われた。

「深夜アニメが最速で見れる」と大学では上京した。これまでのロスを取り返すかのようにアニメを貪った。有名なロボットアニメシリーズに心を震わせ、就職活動ではそのシリーズの制作を行ったアニメ会社の門戸を叩いた。

あれから7年。かつてのスポーツ少年は、コンテンツビジネス部のアニメプロデューサーとしてYostarにいる。

株式会社Yostar 根井。2022年入社。
コンテンツビジネス部/アニメ制作チーム チームリーダー。アニメプロデューサー。
「OVA アズールレーン Queen’s Orders」プロデューサー。

「深夜アニメ」との出会いが無ければ、Yostarには居ない

根井さん、本日はよろしくお願いいたします。

バスケットボールに励んでいた高校生が、深夜アニメにどっぷり浸かった結果、巡り巡ってYostarで働いているとお聞きしました。

そうなんです。

勉強と部活のバスケットボールが日常の大半を占めていたのにある作品を見て以来、アニメにドハマりしました。

その影響で大学時代もずっとアニメを見てましたね。

そこから「仕事でアニメに携わりたい。」と思って、新卒としてアニメ制作会社に就職しています。

人生を改変されてるじゃないですか(笑)

アニメ制作会社に入社してどんな業務についたんでしょうか。

制作進行をしていました。制作進行はアニメを制作するにあたって、スケジュール調整や素材管理などなど、ほぼすべての部署と関わるお仕事です。これまで様々なアニメ作品に携わってきました。

その後はテレビ局に転職して、アニメビジネスや企画の発注元としての動きを学び、さらに別の会社で動画配信プラットフォームの運営にも関わっています。

なるほど。制作進行から様々な業務を経て、アニメプロデューサーへと成長していったんですね。

ユーザー目線、良いモノを作る、そして自分たちも楽しんで作る人達

入社のきっかけは、当時コンテンツ企画部に所属していたHさん(現コンテンツビジネス部部長)に勧誘されたと聞きました。

Hさんとは前職時代も顔見知りでした。その後にアニメ業界の人が集まるバスケットボール会に誘われて、ちょくちょく顔をあわせていたんです。

ある日そのバスケットボール会で「アニメプロデューサーを探していて、Yostarに来ないか」と誘われて。

半分ノリで「行く行くー!」なんて答えてたら、面談を組んでくれました(笑)。

面談には、Yostarとグループのアニメ会社Yostar Pictures(YSP)の人達が来てくれたんです。

話をしていて感じたのは「ユーザー目線、良いモノを作る、そして自分たちも楽しんで作る」というカルチャーを持っているということ。

「良いものを作りたい。それが実現できる環境が整っている」というのは自身が注目していた点で、話を聞いているうちに「是非!」と入社しました。

実際にYostarで働いている人の印象はどうでしたか?

ゲームはもちろん、今のアニメを現在進行形で楽しんでいる”自らがユーザーです”という印象を受けました。

あとかなり若い人たちが決裁権を持って仕事に取り組んでいることもあって「これがユーザーファースト文化を作れる理由か!」と働いていて感じましたね。

それは凄く感じます。

そういえばコンテンツビジネス部の皆さんは外出やMTGが多いせいか、あまり席にいないことが多いですよね。

ただ、まれにみんなが席に揃っていると凄くキャッキャしている印象があります(笑)。

席が編集部のすぐ向かいなので、それを凄く感じます。

キャッキャしてるように見えますか(笑)

「学校の休み時間かっ!」ってくらい楽しそうに話してますよ!

凄く印象に残っているのは、

「今期のこのアニメが凄く良い!」

って話し始めたのがきっかけで、仕事している人達が手を止めて、

「そうなんだよ!」とか「円盤買う!」なんて話がわーーっと始まったところですね(笑)。

元々コンテンツビジネス部はアニメファンの集まりなので「このアニメが良い」「このシーンが良い。」「あの音楽が…」と話すことがどんどん出てきてしまう(笑)。

アニメに限らず、漫画やラノベ、映画などのエンターテインメント全般の意見交換をすることも多いですよ。

皆、凄くフランクに話しているから、私が入社した時に誰が上長か全くわからなかったんです(笑)。

そんなコンテンツビジネス部はどんなメンバーが集まっているんでしょうか。

メンバーは職種で言うと

・アニメプロデューサー
・ビジネスデベロップメント
ライセンス&グッズ企画

に別れています。

メンバーの性格で言うと、大らかな人が多い印象です。社内外で折衝をする立場なので必然とそうなるのかもしれません。

コンテンツへの愛がユーザー目線の鍵

実際にYostarでアニメプロデューサーとして働いてみてどうでしょう?

良いものを作るという点では、YSPと協力してクリエイターさんのアサインやスケジュール、予算と”にらめっこ”をしてベストを目指せる協力体制があるので満足しています。

またYostar内を見れば、マーケティング部や運営部など、一番ユーザーさんを理解している人達と直接アニメの宣伝や方向性などの意見交換して、コンテンツを盛り上げられる環境があります。

さっき決裁権の話をしましたが、自身の年齢とキャリアでは持ち得ない裁量で仕事ができるのも魅力です。

Yostarが配信するタイトル以外も関わることも?

製作委員会への出資や運営なども行っていますよ。

昨年放送したオリジナルアニメにも参画し、2024年に放送開始予定の「HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)」は、キングレコードさん、グッドスマイルカンパニーさんの共同プロジェクトです。

必ずしも「Yostar運営タイトルだけ!」というわけはないんですね。

するとYostarのアニメプロデューサーとしての仕事内容は多岐に渡りそうですね。

アニメプロデューサーで言えば、アニメ製作委員会の組成や運営、版元さんとの調整や郊外、契約の監修、制作スケジュール及び予算の管理、制作会社との連携などになります。

Yostarのアニメプロデューサーでは、そこに社内の各部門との連携も加わってきますし、そこが醍醐味でもあります。

最近だと自分自身は「OVA アズールレーン Queen’s Orders」のアニメプロデューサーも務めています。

「OVA アズールレーン Queen’s Orders」も発売も近づいてきましたね!こちらも別の機会を作ってじっくりお聞きたいしたいです!

実際に一緒に働く人物像としてどんな人が向いていると思いますか?今後の部としての展望もお聞きしたいです。

コンテンツビジネス部は、他社様とYostar内との折衝部門ということもあるので、協調性とバランス感覚が求められます。

ただ何よりも作品への愛が大事な素質です。

作品への愛があってはじめて、社内外のIPへのリスペクトを持てますし、ユーザー目線での喜びを届けられると思っています。

「こういう作品が好き!」って強い想いがある人!

まさにです。アニメに限ったことではないのですが、「好き」や「熱意」は武器だと思っています。

コンテンツビジネス部としては、そんな熱意のある人を歓迎していますし、やりたいコンテンツに対してもアサインしやすいです。

コンテンツビジネス部としては後押しできる環境が整っていると。

そうですね。

コンテンツビジネス部としては、最近グッズを扱うライセンス部と統合しました。

これでアニメ、音楽、IPコラボ、グッズ商品とIPに携わるビジネスチームが完成して、ユーザーさんにより充実した体験を届けることができると思います。


現在Yostarではアニメプロデューサーを募集中です。詳細は以下から確認できます。


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