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「車で移動して、車に引き篭もって仕事する」 車内をオフィスにするYostar社員のリモートワーク

「僕にとって仕事をするのに最適な環境が車だった。」と語るのは運営部のLさんです。「楽しそうだけど、なぜ?」とみなさんは思うことでしょう。実際に編集部がその理由を聞いてみた感想は「なるほど!」でした。

今回は車内にオフィスを構えたLさんに直撃しました。

Lさん。
運営部でローカライズを担当。推しはフウカ。

「車で移動して、車に引き篭もって仕事する」

Lさん、今日はよろしくお願いいたします!車をオフィス化したとか。かなり思い切りましたね。

そうなんです。車の後部座席にワークスペースを作りました。

なぜ車で仕事をしようと思ったんですか?

外に出ないとモチベーションが続かない致命的な体質が判明したんです。

リモートワークが始まって最初の3ヶ月は天国でした。それがじょじょに「お家=オフィス」になり、仕事が終わっても緊張が解けない。仕事中にお家に帰りたいと思っても、既にそこはお家。そんな状況を苦痛に感じてしまって。

これまでの生活を思い返せば、駅まで歩く、電車内の広告を見て情勢を知る、道中のお店でつまみ食いするといった日常が、僕にとっては大事だと気が付いたんです。

ただ幼い頃から持病があり、あまりアクティブに動けません。

そんな自身の性格と体質から「車で移動しながら、車に引き篭もって仕事をする」という発想が生まれました。

なるほど!

ただオフィスも居心地が良いので、出社して業務も行うこともあります。業務後に同僚と雑談したり、遊びに行ったり、リフレッシュルームでゲームしたり、仮眠を取ったりするのも好きです。

オフィスも居心地が良いですよね。仕事をしていると、リフレシュルームから笑い声がちょいちょい漏れてくる。李社長の声もよく響いてくる(笑)。

僕も足が勝手にリフレッシュルームに向かってることがあります。けど移動先で仕事ができるのは魅力的ですね。

繁忙期の狭間のタイミングに、鎌倉や箱根などあちこち行けたのは楽しかったです。海岸を散歩をしたり、そのままホテルにチェックインして、残りの仕事を片付けて就寝。温泉に入ったりもしました。

あとよく行列ができている有名なハンバーグ屋に行きました。駐車場での待ち時間を業務時間に当てられたのは大きいですね。

車中泊はしなかったんですか?

納車をしてすぐの頃は、埼玉、群馬、長野、山梨、神奈川、東京という風に、一周しながら車中泊旅行をしたりもしました。でも今は2泊3日くらいがちょうど良い気がします。それ以上長くなるとお家のお布団が恋しくなっちゃいます。

自作の机に液晶ディスプレイを完備、車内の業務空間に迫る

職場(車)についてお聞きしたいです。どんな車種を選択したんですか?

とある軽自動車です。「経済性」「小回りの良さ」「居住性」を考えてのチョイスです。

「経済性」という点ではEVも捨てがたかったのですが、古ぼけた賃貸マンションに住んでいるオタクとしては、大家さんに充電スタンドを置くいてもらうなんて交渉する勇気がなくて、選択肢から除外しました(笑)。

あと税金、燃費、リセールバリュー、損傷時の修理代などもろもろを考慮してですね。

「小回りの良さ」については、本格的なキャンピングカーだと駐車場が限られてしまいます。

最後に「居住性」。車中泊用のベッドフレームを設置した際に足を伸ばして寝れるか、後部座席を最大限広くした時に足を組んだり伸ばすことができるか、デスクを置くための室内の床はフラットであるかなどを考慮して、今の車種になりました。

かなり考え抜いたんですね。

後部座席の業務スペースは、机に液晶モニター。綺麗に収まっていますがこの机は自作ですか?

そうなんです。机はDIYで、この環境のためだけに作りました。収納できるのがポイントです。

業務はこのノートPCで?

このノートPCを利用しています。他にはスティックPCも設置してます。この端末はピーク時の電力でも10Wを使うかどうかという優れものです。こちらはUbuntu*をインストールして利用しています。休み時間のエンタメ用途です。

*Linuxディストリビューションの1つ。

するとネットの接続も大事ですね!回線はどうしてます?

スマートフォンのテザリングです。使用量が膨大になりそうな場合は、1日無制限プランを利用しています。

1日無制限プランありますし!もう何もかも揃ってますが、車内リモートワークで困る事はないですか?

実はもう特にないんです。車の購入当初にあった問題点は、机のDIYやモニターアームを導入するなどで都度改善してきました。

強いて言うなら駐車場が満車だった時は困ります!

そこはどうにもできないですね(笑)。

今日はありがとうございました!

社内アンケートから見るリモートワークへの評価

昨年社内アンケートをとった結果)では、完全リモートでの勤務は44.6%、週に何回か出社している41.9%と、ほぼ毎日出社が9.5%と、その他4.2%と働いている従業員の8割以上がリモートワークを活用しながら働いています。リモートワークへの評価は、「とても満足」と「満足」の合計が8割を超えるなど、回答者からの評価の高さがうかがえます。

寄せられた回答にはリモートワークの導入で、「通勤のストレスが減った」「時間が有効活用できるようになった」といった内容があった他、時間の有効活用で「ジムに通い始め体重が落ちた」「勉強や自炊の時間が増えた」など、プライベート面での充足度が向上したと言います。また回答者の4割が業務効率の向上を挙げていたのも興味深いところです。

一方でリモートワークではコミュニケーションにおいての課題を挙げている人も散見されました。またオンオフの切り替えが難しいといった点に言及している人は6割以上も。その他回答者の3割ほどが「作業効率が下がった」といった回答もあります。

(※)コミュニケーションの課題についてはじょじょに改善が見込め、リモートワーク時のコミュニケーション方法が確率したチームもあります。

Yostarでは職種によってオフィスへの出社、リモートワークのどちらも選択できるため、生活や性格にあった働き方が可能です。


なおYostar Plusでは、その他の社員や自宅での仕事環境、オフィスのリフレッシュルームやデスクの様子など、働く環境を見られます。あわせて御覧ください。

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