「麻雀は楽しい!」プロ雀士を招いた『雀魂』で学ぶ「小学生麻雀教室」をレポート
「どの牌を捨てるか迷ったらどうする?」と子どもたちに問いかけるひなたん(日向藍子プロ)に、「迷わず字牌を捨てる」と会場に響き渡る元気いっぱいの声。その言葉に爆笑する麻雀プロと保護者、そしてイベントスタッフ。
この様子は6月9日(日)にYostarのオフィスで行った「雀魂 小学生麻雀教室」での一幕です。
「雀魂 小学生麻雀教室」ではルールがわからない超初心者の子から、雀豪を獲得している大人顔負けの子まで、小学1年生から6年生まで経験も学年も幅広い層の子供達が参加しました。
「そんな経験に差があっても大丈夫?」とお思いでしょうがそこは問題ありません。
先生としてお招きしたのは、ひなたん(日向藍子プロ)、ずんたん(村上淳プロ)、つなちゃん(綱川隆晃プロ)、まやちゃん(松田麻矢プロ)となんとも頼もしいプロ雀士の4人の皆さんです。
今回のYostar Plusでは、笑いと元気いっぱいの「雀魂 小学生麻雀教室」をレポートします。
まずは麻雀を楽しむこと!
参加した小学生は多数の応募から選ばれた16名(とその兄弟)です。
ひなたん(日向藍子プロ)、ずんたん(村上淳プロ)、つなちゃん(綱川隆晃プロ)、まやちゃん(松田麻矢プロ)らの先生を務めるプロ雀士が、理解度順に分かれた卓に付きます。
麻雀がほぼわからない子供たちついては、ひなたん(日向藍子プロ)が『雀魂』のチュートリアル画面を基にルールを優しく伝えていきます。
ただ説明を聞くだけでは飽きがきやすいものの、そこは大人も子供も同じです。
しかし、そこはさすがとも言うべきか、ひなたん(日向藍子プロ)は「この中でひとりだけ違う子がいますがどれでしょう」といったクイズ形式で役の作り方を伝えるコール&レスポンス形式も交えながら、説明を行っていきます。
自身が発言し、より体験する部分が多くなることで理解が進みやすい形になっていました。
一方で経験者の卓ではプロ雀士のみなさんが対局をサポートします。つなちゃん(綱川隆晃プロ)が「みんなすごいなー、教えることがない!」と思わず声を漏らす場面もありました。
卓によっては、牌を切るのが早く、プロ雀士の皆さんがせわしなく机を周回している様子も見られました。
初心者卓の講習が終わったら、いよいよ実践編です。「よろしくお願いします」の掛け声と共に始まる対局の初々しさがとても印象的でした。
今回は無事和了った人、聴牌(テンパイ)まで出来た人には『雀魂』特製のチロルチョコをプレゼントしています。
中には全14種類をコンプリートした子もいたようです。
プロ雀士への質問コーナーで溢れる笑い、語られるこれまでの人生
「雀魂 小学生麻雀教室」では、プロ雀士への質問コーナーも設けました。
「麻雀を始めたきっかけは何ですか」といった内容から、「1回の和了で48000点取ったことがありますか」、「いつも点数計算を和了った時に考えるのですが、どうしたら良いですか」「清一色(チンイツ)の手でバレずに和了る方法はありますか」といった実践的な質問、「ずんたんは、なんでMリーグのチームを辞めたんですか」といったファンベースの内容まで多種多様でした。
また「Mリーグは何チームあったらもっと盛り上がりますか」、「プロ雀士になって雀荘を開きたいです。プロになるためにやったほうが良いことはありますか」、「『雀魂』で麻雀をする際に、どのランクからプロのみなさんが普段対局しているレベルになってくるのでしょうか」などなど、保護者のみなさんからも質問は相次ぎました。
そんな問いに関してプロ雀士のみなさんは、麻雀やこれまでの人生の経験を交え、ユーモラスに、時には身振り手振りを交え熱のこもった言葉とともに真剣に答えてくれました。
最後は、教室に来てくれた皆さんに認定証、先生を務めたプロ雀士のサイン入り色紙、麻雀役の書かれた『雀魂』の特製クリアファイルをプレゼントし、集合写真と家族単位での記念撮影会を行いお開きとなりました。
なおイベントで意外だったのは、リフレッシュルームに設置している全自動雀卓に興味津々だったことです。休憩時間では実際に触って揃えることが楽しいのか、じゃらじゃらと音を立てて触っている姿が見られました。
またイベント当日は、会場に入る前にワン次郎がお出迎えしています。ガラス越しから見える来場者のわくわく感が見て取れました。
教室が進んでいくにつれ初心者が初めて聴牌や和了る楽しみを知る。知らない子同士が交流し、プロを交えてディスカッションをする。
そんな姿を見ると、将来参加者の中から「雀魂杯 学生麻雀選手権」や「神域リーグ」、そして「Mリーグ」に出場する選手が現れたら…と思わずにいられません。
「雀魂 小学生麻雀教室」は引き続き行ってまいります。次回の開催を楽しみにしてお待ちください。