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【インタビュー&会場レポート】花譜と岡嶋かな多が語る9周年記念曲『BLUE SIGNAL』――展示・体験を楽しむ「AZUR LANE MUSI9 FES.」

多くの指揮官の皆様に支えられ、『アズールレーン』は日本国内での配信開始から、2026年9月14日(月)をもって9周年を迎えました。これを記念し、2026年9月5日(土)・6日(日)の2日間、新宿住友ビル三角広場・新宿住友ホールにてリアルイベント「AZUR LANE MUSI9 FES.」を開催しました。

9年という時間のなかで、『アズールレーン』はゲームの中だけでなく、楽曲やアニメ、フィギュア、リアルイベントなど、さまざまな形でその世界を広げてきました。今回のイベントは、そうした歩みのひとつひとつを、あらためて“音”というテーマで結びなおすような2日間となりました。会場に足を運んでくださった皆様、そして日頃から作品を応援してくださっているすべての指揮官の皆様に、あらためて感謝申し上げます。

前後編に分けてお届けしている本イベントレポートですが、前編ではライブの模様を中心にお届けしました。後編となる本稿では、展示を中心としたフェス会場のにぎわいをご紹介するほか、ステージでミュージックビデオをお披露目した9周年記念曲『BLUE SIGNAL』について、歌唱を担当した花譜さんと、作詞・作曲を手がけた岡嶋かな多さんへのインタビューも掲載します。『アズールレーン』9周年を彩る、会場の熱気と余韻をぜひ最後までご覧ください。

【ライブレポート】“音”でたどる『アズールレーン』9年間の航路――「AZUR LANE SPECIAL MUSI9 LIVE」DAY1&DAY2

「音」を全身で楽しむ、MUSI9 FES.ならではの展示・体験企画

新宿住友ビル三角広場と新宿住友ホールに広がったイベント会場には、9周年のテーマである「音」をさまざまな角度から味わえる企画が集結しました。

『アズールレーン』を彩ってきた楽曲やボイス、映像を楽しめる展示はもちろん、実際に指揮官自身が手を動かし、耳を澄ませ、撮影に挑戦できる体験型アトラクションも多数登場。思い出の楽曲やKAN-SENとの出会いを振り返りながら、それぞれの楽しみ方で会場を巡る指揮官の姿が見られました。

9年間の「音」と記憶を巡る「SOUND MUSEUM」

会場内でもひときわ大きな存在感を放っていたのが、B2Fにある新宿住友ホールの音と映像による没入型展示空間「SOUND MUSEUM」です。

まずは新宿住友ホールのB1Fロビーでは、KAN-SENたちが指揮官をお出迎え。ここから、音楽・ボイス・映像が織りなす特別な展示空間へと足を踏み入れます。

B1Fには、歴代PVを壁一面のモニターで上映する「ウェルカムウォール」や、『アズールレーン』が歩んできた9年間をイベントとともに振り返る「イベント年表 with Voice Collection」を設置。年表展示ではKAN-SENたちのボイスも楽しめる仕様となっており、懐かしいイベントや印象深い出来事に思いを馳せることができました。

さらに、エスカレーターを降りたB2Fロビーには、「メモリアルウォール」を設置。これまでの航海を彩ってきた数々のイラストを展示していました。一枚一枚をじっくりと眺めたり、写真に収めたりする指揮官の姿も多く見られました。

同フロアのロビーには、「サウンドアーカイブ」も登場。楽曲・ボイス・ASMRなど、『アズールレーン』の9年間を彩ってきた“音”を体感できました。レコードを主体としたディスプレイが美しく、ヘッドホンを装着して聞き入る指揮官や、友人が聞いている様子を見守り待っている指揮官の姿も見られました。

B2Fの新宿住友ホール内では、今回のために作られたゲートをくぐると、そこはまさに異空間。

「イマーシブシアター」では、「尾張のブチアゲ☆DJタイム」や「のぞきは厳禁!お風呂場カーテンシルエット」、「シチュエーションボイス~湯けむりと微熱~」など(※)、時間帯ごとに異なるプログラムを実施。

※その他「THE MEMORIAL THEATER~9周年の航路~」、「クーちゃんと一緒♡イマーシブ・エクササイズ!」「KAN-SEN海上SHOW」を上映

特に「尾張のブチアゲ☆DJタイム」は尾張が「尾張のDJブチアゲタイムに来てくれてありがとうー!」と声をかけ、ターンテーブルの前で体を揺らしながら、ノリノリで踊る姿が見られました。実は2セットが用意され、ゲーム内BGMをミックスしたセットリストも、それぞれ異なる内容となっていたのも注目ポイントでしょう。

アズールレーン公式生放送のタイミングでは、ライブビューイングも行われ、映像と音に包まれながら多くの指揮官がイベントを楽しんでいました。

壁面いっぱいに設置されたモニターの前でヘッドホンを装着し、好きなPVを再生して楽しむ「PVウォール」も圧巻でした。ヘッドホンを付けなくとも、遠目から眺めているだけでも目を潤してくれました。

リズムに合わせて挑戦! 指揮官の腕前が試される音楽アトラクション

音がテーマのイベントらしく、リズムゲーム形式のアトラクションも登場しました。「アズレンビートコマンダー」は、『アズールレーン』の楽曲に合わせてボタンを操作する音楽ゲームです。難易度は3段階から選択可能。得点ランキングシステムも搭載しており、指揮官たちが高得点を目指して競い合っていたのが印象的でした。

もうひとつの「アズールレーン リズムウェーブ」は、音楽に合わせてボタンを押すリズムアクション。ルールは至ってシンプル。それゆえに夢中になりやすく、楽曲に合わせて没入しやすい仕組みとなっており、何度も挑戦する指揮官の姿も見られました。

また、「君の音は -your sound-」は、再生される「アズールレーン!」の声を聞き分け、その声の主であるKAN-SENを当てるボイスクイズ。聞き慣れたはずの声であっても、いざクイズとなると迷ってしまうこともあったのではないでしょうか。指揮官としての“アズレン愛”が試される企画となっていました。熱心にその様子をムービーで収めている指揮官がいたことも印象的でした。

「のぞき見展示2.0」では、窓の先に広がるKAN-SENたちのワンシーンを、音声や環境音とともに楽しむことができました。

視覚だけではなく、キャラクターボイスやその場の空気を感じさせる音が加わることで、まるでKAN-SENたちがいる場所へ足を踏み入れたかのような臨場感を演出できます。覗き窓の前で足を止め、じっくりと耳を傾ける指揮官の姿が印象的でした。そんなのぞき先の中には…夢が広がっていました。

さらに、「Bunny’s voice」では、バニー姿のKAN-SENたちをフィギュアで展示。細部までこだわり抜かれた造形を鑑賞できるだけでなく、ボイスもあわせて楽しめる展示となっていました。見て、聞いて、ときめく。まさに今回ならではの特別なひとときを味わえたのではないでしょうか。

また「KAN-SENマッチング」では、いくつかの質問に答えることで、自分と相性のよいKAN-SENを診断。果たして、運命のパートナーとなるKAN-SENは見つかったでしょうか。こちらでは結果を見せ合いながら盛り上がる指揮官の皆さんの姿も見られました。

KAN-SENと出会い、思い出を残す展示エリア

端末でお気に入りのKAN-SENを選び、等身大の姿と記念撮影ができる「KAN-SENフォトスポット」が今年もありました。

憧れのKAN-SENがすぐ隣にいるような一枚を残せるこの企画は、今回も多くの指揮官で賑わっていました。撮影するKAN-SENを事前に決めていたのか、迷いなく選択してすぐにポーズを決める方もいれば、誰と撮影するか真剣に悩む方もおり、指揮官それぞれの特別な一枚が生まれていました。なお、今回選択できたのは、コラボキャラクターを除く2026年8月13日までに登場したKAN-SENです。

スマートフォンでタイミングを狙い、さまざまな表情やシーンを撮影する「チャレンジフォトショット」も実施しました。

あっと言う間に最終回を残すのみとなったTVアニメ『アズールレーン びそくぜんしんっ!にっ!!』の魅力を深掘りする特別展示も登場しました。

ドタバタ賑やかな母港の日常を描く本作の印象的なシーンを振り返ることができるほか、スタッフ・キャストのインタビューやお祝いコメントも展示。作品の魅力を改めて味わえる内容となっており、足を止めてじっくりと読み込む方も多くいらっしゃいました。

また、イベントのオープン直後には入場のためにかなりの行列ができており、列に並びながら展示を眺める指揮官の姿も見られました。

KAN-SENたちが並ぶ、フィギュア・アクリルスタンド展示もご用意しました。フィギュア展示エリアには、『アズールレーン』を彩ってきたKAN-SENたちのフィギュアが集結。お気に入りのKAN-SENを探すのはもちろん、細かな衣装や艤装、表情に至るまで作り込まれた造形を間近で楽しめる展示となっていました。上段には、監修中の未発売フィギュアも展示。目の前で見られる貴重な機会とあって、多くの指揮官が撮影を行っていました。

また、アクリルスタンド展示エリアには、400を超えるKAN-SENがずらり。見渡す限りに広がるアクリルスタンドの姿はまさに圧巻で、特定のKAN-SENを探したり、展示全体を撮影したりと、それぞれに楽しむ様子が見られました。特に重桜陣営に関しては9月4日(金)から10月4日(日)まで販売中の商品。直接商品を見ることができる絶好のタイミングでした。

指揮官の皆さんから寄せられたファンアートを展示する「ファンアートウォール」も、会場を鮮やかに彩るスポットのひとつでした。

KAN-SENたちへの愛情や9周年を祝う気持ちが込められた作品の数々に、写真を撮ったり、じっくりと見入ったりする姿が。9年間にわたって多くの指揮官に愛されてきた『アズールレーン』ならではの、温かな空間となっていました。

「メッセージボード」では、9周年へのお祝いメッセージやKAN-SENへの想いが記入できました。五線譜をモチーフにしたロゴのあるボードには、言葉やイラストが次々と書き込まれ、イベントの進行とともにお祝いの気持ちで満たされていきました。

新宿住友ビルの入口から指揮官をお出迎え!コスプレイヤーさんのグリーティング

新宿住友ビルのエレベーター/エスカレーターホールから三角広場へ向かうと、スピーカーをイメージしたグリーティングエリアが登場。

DAY1:左からNatsumeさん(白鳳)、楪くれはさん(肇和)、尊みを感じて桜井さん(レキシントンⅡ)、シスルさん(モスクワ)さん、小饱littlekyさん (雲龍)
DAY2:左から、小饱littlekyさん(イラストリアス[μ兵装])、Natsumeさん(大鳳[μ兵装])、楪くれはさん(能代[μ兵装])、尊みを感じて桜井さん(フォーミダブル[μ兵装])、シスルさん(プリンツ・オイゲン[μ兵装])

こちらでは、尊みを感じて桜井さん、シスルさん、楪くれはさん、Natsumeさん、小饱littlekyさんによるコスプレイヤーのみなさん。

そしてまんじゅうと本イベントで初お披露目となったジャベリンのグリーティングが行われました。

KAN-SENを再現した華やかな装いで登場したコスプレイヤーさんの周囲には、たちまち大きな人だかりが。撮影を楽しむ指揮官はもちろん、偶然通りかかり、その場で足を止める方も見られるなど、会場の入口から大きな盛り上がりを見せていました。

耳でも舌でも楽しむ、フェスならではのコラボ体験

またアーリーアクセス入場後、多くの指揮官がまず目指していたのが、フェスメシを楽しめるフードコーナーです。

会場には長蛇の列ができるほどの賑わいを見せ、友人同士で手分けをしながら購入し、お互いのメニューを分け合って楽しむ姿も見られました。

オリジナルフードを購入すると、1商品につき紙製オリジナルコースターをランダムで1枚プレゼント。全12種のコースターを目当てに、フードとあわせてコレクションを楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。

AVIOTブースでは、AVIOT×『アズールレーン』コラボイヤホンの試聴体験に加え、コラボイヤホンおよびコラボグッズを販売。新規録りおろしボイスや作品の世界観を表現したデザイン、そしてこだわりの音質・仕様を、実際に確認できる機会となりました。

「音」をテーマに掲げる『AZUR LANE MUSI9 FES.』において、『アズールレーン』の楽曲やボイスをより身近に楽しめるアイテムに触れられる、まさにぴったりのブースだったのではないでしょうか。イヤホンを試聴できる機会は家電量販店でも増えてきているものの、コラボモデルを実際に体験できる機会はかなり貴重なもの。これもイベントならではの企画といえるでしょう。

TAOCA COFFEEブースには、不定期のサプライズで立花慎之介さんが店員として登場しました。来場者とのコミュニケーションや写真撮影を楽しむ姿も見られ、早朝から会場に訪れていた指揮官にとって、忘れられないひとときとなったことでしょう。

また、途中には李社長が列に並んでコーヒーを購入する姿も見られました。購入したコーヒーをコスプレイヤーさんたちへの差し入れとして持っていくなど、会場ならではの和やかな場面もありました。

愛媛のクラフトビール醸造所・DD4D BREWINGさまには、今年もご出展いただきました。

ブースではコラボビールを販売。また、ステージプログラム「アズ飯第二弾 至高と究極のお酒プロジェクトステージ」には、DD4D BREWINGの社長・山之内圭太さんが登壇し、その魅力を語っていただきました。

番組終了後は『アズールレーン』とともに味わう特別な一杯を求め、多くの指揮官がブースを訪れていました。

「湯上がりの最高のひとときを醸造する」という思いをコンセプトに掲げる醸造所、BATHE YOTSUME BREWERYも出展いただきました。

ジャパングレートビールアワードで銅賞を受賞した醸造所によるビールや、コラボビールなどを販売しました。展示・アトラクション・ステージを楽しんだあとに、こだわりの一杯でひと息つく。フェスならではの楽しみ方を満喫した指揮官もいらっしゃったのではないでしょうか。

気軽に挑戦できるアトラクションはもちろんアズレン仕様

会場内には、友人やほかの指揮官と一緒に気軽に楽しめるアトラクションも用意されていました。

「どきどき!マンジュウハント!」は、パチンコで並んだマンジュウへ照準を合わせ、ヒットを狙う射撃アトラクション。狙いを定める真剣な表情と、見事にヒットした際の歓声が印象的でした。

「ころころ航路イン!」では、ボールを転がしながら航路の先にあるゴールを目指します。重要なのは進路を見極める力加減と角度。シンプルながらも奥深い内容で、ゴールを目指して挑戦する指揮官の姿が見られました。

ステージの熱気を間近で共有できる空間に

会場内のステージでは、「アズールレーン公式生放送」や「AZUR LANE SPECIAL MUSI9 LIVE」をはじめ、多彩なプログラムを実施しました。

公式生放送およびライブ以外のプログラムは自由席となっており、展示やフード、ショッピングの合間にふらりと立ち寄り、ステージを楽しむ指揮官の姿も多く見られました。

イベントにまつわるトークや企画、ゲストの皆さんによるステージなど、会場を巡るどのタイミングにも楽しみがある2日間に。ステージから聞こえる笑い声や拍手、歓声もまた、『AZUR LANE MUSI9 FES.』を形作る大切な「音」のひとつとなっていました。

DAY2の終盤には、毎年大きな話題を呼ぶ記念通販グッズの紹介コーナーを実施しました。

今回は、情熱だけで走り続けてきたグッズ企画担当へのインタビューに加え、再現ドラマまで制作されるなど、例年以上に強烈なインパクトを残す内容に。現在受注受付中のグッズの詳細については、本サイトで掲載中の紹介記事でもご紹介しています。

ステージの模様は、ぜひアーカイブでもご覧ください。

9周年記念曲PVを披露!
担当した花譜さんと岡嶋かな多さんへのインタビューを実施!

「アズレン公式生放送DAY2~ゲーム外最新情報~」ステージの終盤で解禁され、今年の周年記念曲として現在好評配信中の『BLUE SIGNAL』のPVもお披露目しました。『アズールレーン』初参加となったバーチャルシンガー花譜さんによる歌唱、そして数々のヒット曲を手掛けてきた岡嶋かな多さんと新進気鋭のコンポーザーShuya Masayoshiさんによる共同制作によって生まれた本楽曲は、9周年という節目に新たな彩りを添える一曲となりました。

そして、「アズレン公式生放送DAY2~ゲーム外最新情報~」ステージの終盤で解禁され、今年の周年記念曲として現在好評配信中の『BLUE SIGNAL』のPVもお披露目しました。『アズールレーン』初参加となったバーチャルシンガー花譜さんによる歌唱、そして数々のヒット曲を手掛けてきた岡嶋かな多さんと新進気鋭のコンポーザーShuya Masayoshiさんによる共同制作によって生まれた本楽曲は、9周年という節目に新たな彩りを添える一曲となりました。

ここからは、そんな『BLUE SIGNAL』の制作背景について、花譜さんと岡嶋かな多さんへのインタビューをお届けします。楽曲に込めた思いや制作時のエピソードを通じて、9周年の“音”をより深く感じていただければ幸いです。

花譜(カフ)

「KAMITSUBAKI STUDIO」始まりのバーチャルシンガー。
2018年、当時14歳にしてデビューし、素顔を明かさずに3Dモデリングされたアバターを使って活動を開始。多様な表現が生まれ続ける領域の中でも、唯一無二の歌声と世界観を持つアーティスト像を確立する。
コラボ企画「組曲」での様々なコラボレーションが話題となり、現在YouTube登録者数は100万人、総再生回数は3億回を突破。国内外に熱狂的なファンコミュニティを持つ。
活動初期からのメインコンポーザー・カンザキイオリと生み出した楽曲は高い評価を受け、2022年8月、日本武道館でのワンマンライブ「不可解参(狂)」を開催。
2024年1月には代々木第一体育館で第2章の幕開けともいえる 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」を開催。
武道館に続きバーチャルシンガー単独公演として最大規模を更新する初のアリーナ公演を成功させ、近年ではアジア・北米をはじめ海外でのライブ活動も積極的に展開。
次世代のアーティスト活動のスタンダードとしてバーチャルとリアルの垣根を越えるべく奮闘中。

――:今回、『アズールレーン』9周年記念楽曲の歌唱オファーを受けたときは、どのようなお気持ちだったのでしょうか。あわせて、『アズールレーン』という作品への印象も教えてください。

今回ご一緒するにあたって作品の世界に触れさせていただきました。キャラクターたちの姿がとても華やかという印象が最初にあり、ストーリーを知ったり、これまでにリリースされたキャラクターソングや記念曲を聴き進めていく中で、それぞれの子がもつ個性や、作品が描く世界の広さを、音楽からも感じました。

とくにこれまでの記念曲たちは、広大な海を背にかつぐような勇ましいイメージがあり、重厚な物語とかわいらしいキャラクターのギャップも印象的で、魅力的だと感じました。

――:今回の楽曲『BLUE SIGNAL』は、これまでにもいくつかの作品でタッグを組まれてきた岡嶋かな多さんによる楽曲ですが、最初に受け取ったときはどのような印象を持たれたのでしょうか。

海の広さや世界観の奥行きを感じられるような、力強く疾走感溢れるかっこいい曲だと感じました。青色の景色が目の前に浮かび上がってくるような音像も圧巻です。

レコーディングをしながら楽曲のエネルギーに引っ張ってもらうような感覚もありました。

――:実際に『BLUE SIGNAL』を歌われてみて、どのようなことを感じられたのでしょうか。メッセージ性のある歌詞を力強くも繊細に歌い上げられているサビは特に印象的でしたが、抑揚など表現面ではどのようなことを意識されたのでしょうか。あわせて、収録時に印象的だったディレクションがあれば教えてください。

失速厳禁!という目標がありました。繊細に歌う箇所も、澄んだ空気が漂いながらもどこか一本張り詰めているような緊張感があると思ったので、勢いは途切れず、あくまで集中ゾーンのなかをなめらかに行き来している、みたいなイメージで歌いました。

――:『BLUE SIGNAL』の魅力や注目ポイントについて、あらためて教えてください。花譜さんご自身として、特に注目して聴いてほしい部分があれば、あわせてお願いします。

壮大なサウンド感に、広い海をどこまでも駆け抜けていくような風を感じるところ!曲や歌の高まりに、心を重ねてくれたら嬉しいです!

そして文字で読むとまた印象が変わるんじゃないか…?という歌詞を岡嶋さんが仕掛けてらっしゃって…!是非文字でも歌詞を読んでみていただきたいです!

『アズールレーン』公式Xでは、花譜さんが楽曲の印象やユーザーの皆さんに向けたメッセージを語るコメント動画も公開中です。ぜひあわせてチェックしてください。

Kanata Okajima / 岡嶋かな多
作詞作曲家、音楽プロデューサー

BTS、TWICE、Snow Man、aespa、LE SSERAFIM、Ado、花譜を始め、通算900曲以上の作品の制作に参加、提供。オリコン1位の獲得は、190回を越える。
2017年、作詞作曲を務めた三浦大知「EXCITE」、2025年にはM!LK「イイじゃん」にて、レコード大賞優秀作品賞を受賞。作詞作曲を手がけたBTSのシングル「Crystal Snow」は世界17国で1位を獲得。
中卒、そして二児の母でありながら一線で活躍する姿はメディアでも多く取り上げられ、PHP研究所より中高生向けエッセイ「夢の叶え方はひとつじゃない」を出版。
近年は世界を飛び回り、アメリカ、イギリス、スペイン、フランス、スウェーデン、コロンビア、インド、中国を始め、多数の海外アーティストに楽曲を提供。

――:今回、『アズールレーン』9周年記念楽曲の制作オファーを受けたときは、どのようなお気持ちだったのでしょうか。あわせて、『アズールレーン』という作品への印象も教えてください。

まず、9周年という大切な節目の楽曲を任せていただけることが、本当に光栄でした。

9年という時間の中には、ユーザーの皆さん一人ひとりが『アズールレーン』と過ごしてきた思い出が積み重なっていると思います。なので、周年を祝うだけではなく、これまでの道のりを振り返りながら、そのすべてを抱えて次へ進めるような曲にしたいと思いました。

『アズールレーン』には、壮大な海戦の世界観の奥に、「誰かを想う気持ち」が流れている印象があります。

今回のテーマである「困難の海を乗り越え、未来へ進み続ける」にも強く共感しました。何も怖くないから進むのではなく、迷ったり傷ついたりしながら、それでも進む。その”それでも”の中に、9年間歩み続けてきた作品の強さがあると感じています。

――:今回の楽曲は、Aメロ・BメロではKAN-SENたち少女の柔らかさや清涼感を覚えつつ、サビで一気に広がる疾走感や開放感が、海を駆けるような情景を彷彿とさせるように感じました。そうした『アズールレーン』らしさを感じさせる空気感を出すために、メロディ、アレンジ、歌詞など制作面ではどのようなことを意識されたのでしょうか。あわせて、『BLUE SIGNAL』というタイトルに込めた意味も教えてください。

有難うございます!
まさに、海の底から、サビで一気に視界が開けていくような感覚を大切にしました。

Aメロでは内省的で繊細な温度感を作り、Bメロでは感情をむき出しに。
そして、サビでは海の彼方まで一気に広がるような疾走感を出したいと思い、取り組みました。

共に作詞作曲したShuya Masayoshiさんが、繊細かつ、疾走感あふれる最高なアレンジをしてくれまして、より楽曲が瑞々しい、素敵な仕上がりになりました。

『BLUE SIGNAL』の”BLUE”は海の世界であると同時に、希望、青春、切なさも含んだ色。”SIGNAL”は、指揮官とKAN-SEN、そして過去から未来へ送られる合図です。

――:これまでにもいくつか花譜さんの楽曲を制作されてきたと思いますが、今回は花譜さんに歌っていただくにあたって、花譜さんらしさと『アズールレーン』の世界観や特徴をどのように重ねて考えられたのでしょうか。制作のうえで意識されたことがあれば教えてください。

花譜さんの歌声に、いつも不思議な力を感じています。

とても繊細で、今にも壊れてしまいそうな瞬間があるのに、とてつもない力強さもある。

儚さと生命力が同時に存在しているんですよね。

今回のテーマを伺ったときに、その花譜さんの歌声が持っている二面性と、「それでも前へ進む」という楽曲のテーマは、とても強く重なると思い、それぞれの最大値が出るような楽曲にしたいと思い、制作させて頂きました!

――:最後に、この楽曲を聴かれる『アズールレーン』ユーザーの皆さんへメッセージをお願いします。

『アズールレーン』9周年、本当におめでとうございます!!

この曲を作りながら、この9年間の”歴史”を作ってきたのは、制作に携わる方々だけでなく、ずっと作品を愛してきたユーザーの皆さんでもあると思っていました。

そして9周年は、まだ航路の途中です。

この『BLUE SIGNAL』が、これまでの時間を振り返る曲であると同時に、皆さんと『アズールレーン』が次の時代へ進んでいくための”青い合図”になれたら嬉しいです!

『アズールレーン』9周年記念曲 楽曲情報

BLUE SIGNAL

作詞・作曲:Kanata Okajima、Shuya Masayoshi
編曲:Shuya Masayoshi
歌唱:花譜

配信リリース:2026年9月7日(月)
配信リンク:https://KAF81.lnk.to/BLUESIGNAL


9周年記念リアルイベントは幕を閉じましたが、『アズールレーン』9周年を彩る企画は、まだまだ続いています。秋葉原エリアでは、計17店舗にご協力いただくデジタルスタンプラリー企画を実施中のほか、アニメイトさんとのコラボも開催中です。リアルイベントの熱気を受け取ったあとも、街なかで引き続き『アズールレーン』9周年の空気を楽しめる展開となっていますので、ぜひあわせてお楽しみください。

最後に、『アズールレーン』宣伝・企画担当である三輪木社長室室長から寄せられたコメントをご紹介します。9年間の歩みの先にある現在地、そしてこれから先へ向けた思いを、あらためてお届けします。

この度は、アズールレーン9周年イベント「AZUR LANE MUSI9 FES.」にご来場いただき、誠にありがとうございました。
また、配信を通じてイベントを楽しんでくださった指揮官の皆さんにも、心より御礼申し上げます。

アズールレーンは、日本での配信開始から9周年を迎えることができました。
ここまで長く歩み続けることができたのは、日頃からアズールレーンを楽しみ、応援し、深い愛情を持って支え続けてくださった指揮官の皆さんのおかげです。改めて、心より感謝申し上げます。

私たちは周年イベントをつくるうえで、毎年大切にしていることがあります。
それは、前年と同じことを繰り返すのではなく、常に新しいことに挑戦し、指揮官の皆さんの期待を少しでも超える「新しい体験」や「驚き」をお届けすることです。

その想いから、これまで毎年テーマや形を変えながら、「今年は何をしたら皆さんにもっと楽しんでもらえるだろう」「アズールレーンだからこそできる体験とは何だろう」と考え、試行錯誤を重ねながらイベントをつくってきました。

そして9周年となる今年は、これまでになかった「音楽」をテーマに掲げました。アズールレーンとして初めて本格的な音楽ライブに挑戦するとともに、会場の展示やアトラクションにも「音」をテーマにしたさまざまな仕掛けを盛り込みました。

初めての挑戦も多いイベントでしたが、指揮官の皆さんにとって、これまでとは少し違うアズールレーンの魅力や、新しい楽しさを感じていただけていたら嬉しく思います。

そして来年、アズールレーンはいよいよ10周年という大きな節目を迎えます。

9年間という時間の中で、アズールレーンを取り巻く環境も、私たち自身も大きく変化してきました。
それでも、これから先も変わらず大切にしていきたいのは、指揮官の皆さんと一緒にアズールレーンをつくり続けていくことです。

皆さんが楽しんでくださること、驚いてくださること、そして時にはさまざまな声を届けてくださること。その一つひとつが、私たちが次の挑戦へ進むための大きな力になっています。

だからこそ、10周年も、その先も。皆さんの期待を超えられるような新しい体験や驚きをお届けできるよう、これからも挑戦を続けていきます。

全力で楽しんで、全力で笑える。

そんなアズールレーンを、これからも指揮官の皆さんと一緒につくっていければと思っています。

9年間、本当にありがとうございます。
そして10周年、その先のアズールレーンも、どうぞよろしくお願いいたします。

Yostar 社長室室長 三輪木 大

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