108社の頂点はKADOKAWAさま! 最後の一牌まで逆転の可能性が残った「雀魂企業対抗戦2026」決勝レポート!

対戦型麻雀ゲーム『雀魂』を通した交流により、麻雀の普及と発展を目的としている「雀魂企業対抗戦2026」。その決勝トーナメントが、2026年8月30日(日)に行われました。
一般予選を突破したのは、アシェット、株式会社ボーンデジタル、株式会社スリーアローズコミュニケーションズ、TOKYO MXの4社。そこにBS10、株式会社KADOKAWA、アース製薬株式会社、株式会社テレビ朝日の特別招待シード4社を加えた、計8社が決勝トーナメントに進出しました。
※いずれも敬称略
準決勝は4社ずつの2卓に分かれ、半荘一回勝負。各卓の上位2社が決勝へ進み、決勝では半荘2回の合計ポイントで優勝企業を決定します。
最後のオーラスまで複数の選手に逆転優勝の可能性が残る、熱戦となった一日。今回のYostar Plusでは、「雀魂企業対抗戦2026」の決勝トーナメントの模様をお届けします。
【出演者(敬称略)】
MC:Jaeger
インタビュアー:森川茉莉
解説:多井隆晴
ゲスト:ロボ子さん
【一般予選突破企業(敬称略)】
アシェット
株式会社ボーンデジタル
株式会社スリーアローズコミュニケーションズ
TOKYO MX
【特別招待シード企業(敬称略)】
BS10
株式会社KADOKAWA
アース製薬株式会社
株式会社テレビ朝日
企業対抗戦ならではの名刺交換 個性豊かな応援動画に苦笑いも

対局前には、企業対抗戦の恒例行事ともいえる選手同士の名刺交換が行われました。互いに深々と頭を下げながら名刺を差し出し、実況席から「腰の低さ勝負になっている」と声が上がる一幕も。普段の麻雀大会とはひと味違う、企業対抗戦ならではの光景です。
また、選手に寄せられた応援動画も個性豊かなものばかり。「優勝を目指して頑張ってください」といった正統派の激励がある一方、TOKYO MXのMUZOUSA選手には、社長から「麻雀ばかりやっていないで、ぜひ営業数字も上げてください」との一言。さらに「麻雀への愛を、番組を作ることによって会社に還元してください」と続き、実況・解説陣も思わず苦笑い。MUZOUSA選手は「営業数字も上げ、麻雀での点数も上げていきたい」と決意を語りました。
和やかな企業紹介から一転、卓上では各社のプライドを懸けた真剣勝負が始まります。
準決勝A卓――BS10・伊波(BS10)選手が攻め切ってトップ通過

【出場選手】
株式会社KADOKAWA:サクラのタク選手
BS10:伊波(BS10)選手
アシェット:あしぇっと選手
株式会社ボーンデジタル:Kamajin選手
序盤は大きく抜け出す選手が現れず、各者が細かなアガリを重ねる展開となりました。

最初に流れをつかんだのはBS10の伊波(BS10)選手。積極的に前へ出てアガリを重ね、実況席からも「伊波(BS10)さんは調子がいい」と声が上がります。

一方、あしぇっと選手も親番でのリーチを成就させるなど、着実にポイントを積み上げました。

KADOKAWAのサクラのタク選手は、東場で守備を意識した選択からテンパイを外す場面もありましたが、その後は落ち着いて修正。鳴きを駆使したアガリで踏みとどまり、南場へとつなぎます。
大きく試合が動いたのは南1局。親番のサクラのタク選手が七対子(チートイツ)をテンパイすると、赤五索(アカウーソー)を生かした単騎待ちを選択しました。直前に切った八萬(パーワン)をすぐ引き戻す裏目もあったものの、最終的には狙い通りの牌をツモ。親満の大きなアガリで、一気に決勝進出圏へ浮上します。
続く南1局1本場では、伊波(BS10)選手が南を暗槓(あんかん)。さらに副露を重ね、混一色(ホンイーソー)、対々和(トイトイホー)などが絡む高打点のテンパイを作り上げました。サクラのタク選手もドラを複数抱えた好形でしたが、伊波(BS10)選手の仕掛けを警戒して撤退。その直後、伊波(BS10)選手が自力でツモり、大きなリードを獲得します。

それでも下位勢は諦めません。Kamajin選手もリーチをかけてツモり、決勝進出への望みをつなぎました。
オーラスは親番のKamajin選手がアガれば連荘となる状況。Kamajin選手がテンパイを入れる一方、サクラのタク選手も鳴きを駆使して追いつきます。最後はKamajin選手から出た牌をサクラのタク選手が捉えアガリ。自ら半荘を終わらせ、2着での決勝進出を決めました。

【準決勝A卓 順位】
1位:BS10/伊波(BS10)選手
2位:株式会社KADOKAWA/サクラのタク選手
3位:アシェット/あしぇっと選手
4位:株式会社ボーンデジタル/Kamajin選手
トップ通過した伊波(BS10)選手は、「手がたくさん入って、どんどん攻めて、どんどんアガる事ができた。自分らしい麻雀ができた」と振り返りました。
サクラのタク選手は安堵の表情を浮かべつつ、南場で染め手に向かわず、アガリやすさを重視した選択について「競っていたので、無理に打点を追わず、広く取れる形を残した」と説明。多井プロからも、その判断を高く評価されていました。
準決勝B卓――三色が飛び交った熟練者同士の攻防

【出場選手】
アース製薬株式会社:miyamoN選手
株式会社テレビ朝日:チャンハルル選手
株式会社スリーアローズコミュニケーションズ:良い方のあらい選手
TOKYO MX:MUZOUSA選手
準決勝B卓には、麻雀番組の制作やプロリーグに携わる選手が複数登場。多井プロも序盤から「この卓はレベルが高い」と評しました。

東1局は応援動画でプレッシャーのかかるMUZOUSA選手がリーチを決め、3900点のアガリでスタート。

東2局ではmiyamoN選手がリーチを成就させるなど、序盤から各者が鋭い攻防を見せます。

この半荘(ハンチャン)を象徴する一局となったのが南1局でした。チャンハルル選手は五索(ウーソー)と西のシャンポン待ちでテンパイしてもリーチをかけず、四・五・六の三色同順(サンショクドウジュン)への変化を待ちます。そして狙い通りに手を育て、リーチ。決勝トーナメント前のコメントでも、自身の打ち筋や雀風を「昭和麻雀」と表す見事なツモでした。

これに実況席では、手役を重視した打ち筋を「古き良き昭和麻雀」「三色おじさんもにっこり」「きれいな打ち回し」と絶賛。チャンハルル選手自身も、喜びを抑えきれない表情を見せました。

その後はMUZOUSA選手がツモ、miyamoN選手も中・ドラ・赤を含むダマテンをアガるなど、一進一退の展開に。南4局を迎えても3万点を超える選手がおらず、西入(シャーニュウ)も視野に入る大接戦となりました。

ここで存在感を示したのが、良い方のあらい選手です。三色同順(サンショクドウジュン)に赤牌2枚を加えたダマテンで構えます。最後はチャンハルル選手から六索(ローソー)が打ち出され、ロン。満貫の直撃で一気にトップへ立ち、そのまま逆転で決勝進出を決めました。

【準決勝B卓 順位】
1位:株式会社スリーアローズコミュニケーションズ/良い方のあらい選手
2位:アース製薬株式会社/miyamoN選手
3位:TOKYO MX/MUZOUSA選手
4位:株式会社テレビ朝日/チャンハルル選手
チャンハルル選手は、見事な三色のアガリを披露した一方、その後の仕掛けで手順を崩してしまった一局を「自業自得です」と反省。多井プロも「あの局以外は素晴らしい麻雀だった」とし、三色でツモった一局には最大級の賛辞を送りました。
2着通過のmiyamoN選手は、最後の点数状況を見ながら通過条件を意識していたと説明。「優勝トロフィーを持って帰ってこいと言われているので、絶対に優勝を目指します」と決勝への意気込みを語りました。
良い方のあらい選手は、予選から勝ち上がった企業のうち、唯一の決勝進出者です。「予選に参加した103社の思いを背負って勝ちたい」と力強く宣言しました。
決勝1回戦――ドラに愛されたサクラのタク選手が大きなトップ

【決勝進出企業】
BS10:伊波(BS10)選手
株式会社KADOKAWA:サクラのタク選手
アース製薬株式会社:miyamoN選手
株式会社スリーアローズコミュニケーションズ:良い方のあらい選手
決勝は半荘2回の合計ポイント勝負。準決勝とは異なり、トップを取ることがより重要になります。

東1局、miyamoN選手がテンパイを入れ、伊波(BS10)選手からアガリ。好スタートを切ります。
続く東2局では、良い方のあらい選手が山に1枚しか残っていなかった東をツモ。親番で貴重な加点に成功しました。サクラのタク選手も副露からアガリ、序盤は全員が点数を取り合います。

東4局では、親番のサクラのタク選手が東待ちの仕掛けからのツモ。ドラが3枚乗り、大きなアガリとなりました。

こうなるとサクラのタク選手が止まらず一気に抜け出します。
南1局、親番のサクラのタク選手は赤牌を含むドラ3枚をすべて使い切る形に手牌をまとめ、ツモアガリを決めました。配牌時のターツ選択から打点を逃さず、実況席も「ドラを全部使い切った」と、その手順を絶賛。サクラのタク選手からは大きなガッツポーズが飛び出しました。
その後、南1局1本場で良い方のあらい選手が三色同順(サンショクドウジュン)を含むツモアガリで追撃。サクラのタク選手との差を詰めていきます。
そして、オーラスに大きなドラマが待っていました。

miyamoN選手は清一色(チンイツ)をテンパイ。良い方のあらい選手も手を進めて勝負に出ましたが、その放銃牌がmiyamoN選手のアガリ牌でした。
リーチ、一発、一盃口(イーペーコー)、清一色(チンイツ)、裏ドラを含む倍満で16000点。一時は600点まで点を減らしラス目だったmiyamoN選手が劇的なアガリを決め、順位を1つ上げる会心の1打となりました。
なお決勝一回戦は、それまでに築いたリードを守ったサクラのタク選手が1回戦トップ。2回戦を有利な立場で迎えることになりました。

【決勝1回戦 順位】
1位:株式会社KADOKAWA/サクラのタク選手
2位:BS10/伊波(BS10)選手
3位:アース製薬株式会社/miyamoN選手
4位:株式会社スリーアローズコミュニケーションズ/良い方のあらい選手
決勝2回戦――流局と連荘が続く中、各者が逆転条件を追う

2回戦は、1回戦とは対照的に流局が多く、各者が慎重に条件を探る展開となりました。
東1局は3人テンパイで流局。続く1本場でサクラのタク選手がアガり、1回戦トップのリードをさらに広げます。東2局も流局となり、1本場では良い方のあらい選手が伊波(BS10)選手からアガリ。東3局でも連続して加点しました。
東3局は流局が続き、親番の良い方のあらい選手が粘りを見せます。3本場では伊波(BS10)選手がテンパイを何度も取り直した末に放銃。miyamoN選手がリーチ・一発・裏ドラを含むアガリを決めました。
南場に入るころには、miyamoN選手が一気にトップ争いへ浮上します。
南1局1本場、断么九、ドラ、赤ドラなどを含む高打点でツモ。1回戦の差を縮め、総合優勝の可能性を残しました。
しかし南2局、サクラのタク選手が再び前へ出ます。發と中を鳴き、周囲に大三元を意識させる仕掛けを見せました。これに伊波(BS10)選手が放銃。サクラのタク選手が満貫をアガり、総合首位の座をさらに確かなものとします。

南3局では、親番の良い方のあらい選手が意地を見せました。サクラのタク選手が早々にテンパイを入れる中、追いついてリーチ。一発ツモに加え、裏ドラが3枚乗って6000オールの大きなアガリを決めます。
これで良い方のあらい選手は2回戦のトップに立ち、連荘次第では総合優勝も見える位置まで浮上。次局も好手を作りましたが、アガリには届かず流局となります。
さらに続く局では、サクラのタク選手が一盃口(イーペーコー)、断么九(タンヤオ)、赤のアガリ。良い方のあらい選手の親番を終わらせ、総合首位を守ったままオーラスを迎えました。

オーラスはサクラのタク選手が親番。1回戦の大きなトップがあるため、局を終えれば優勝が決まる圧倒的に有利な状況です。サクラのタク選手は配牌から無理にアガリへ向かわず、各者への放銃を避けるため安全牌を集める「配牌オリ」を選択しました。
対する3選手には、高打点が求められます。
良い方のあらい選手は当初、国士無双も視野に入れたような打牌を見せましたが、必要な条件を踏まえて方針転換。ドラを重ね、倍満ツモが見えるテンパイを作り上げます。
miyamoN選手にもドラが次々と集まり、こちらも逆転優勝につながるリーチへ。実況席では「みんな倍満ツモを作ってきた」と驚きの声が上がりました。

サクラのタク選手が完全に守備へ回る中、miyamoN選手と良い方のあらい選手は、それぞれ優勝条件を満たすテンパイを完成させます。最後の最後まで優勝の行方がわからない緊迫した状況となりました。
しかし、決着はまさかの流局。

条件を作り切った2人でしたが、あと一歩届かず。1回戦で築いたリードと、2回戦での要所のアガリを生かしたサクラのタク選手が、104社の頂点に立ちました。
【最終結果】
1位:株式会社KADOKAWA/サクラのタク選手
2位:株式会社スリーアローズコミュニケーションズ/良い方のあらい選手
3位:アース製薬株式会社/miyamoN選手
4位:BS10/伊波(BS10)選手
優勝は株式会社KADOKAWA・サクラのタク選手

表彰式で優勝者として呼ばれたサクラのタク選手は、第一声で「嬉しいです」と短くコメント。その後、出演者から「これはドッキリです」「優勝するわけないじゃないですか」と冗談を浴びせられ、一度は「嬉しい夢を見ました」と応じるなど、和やかなやり取りが続きました。
もちろん結果は変わらず、株式会社KADOKAWAが正式に優勝。サクラのタク選手には特製トロフィーと金の牌が贈られました。
試合後のインタビューで、サクラのタク選手は、100社を超える企業が参加する大会に招待枠で出場したことについて、「『恥ずかしい麻雀は打てない』ということはできないのですが、一生懸命打つことで、麻雀の楽しさを伝えられればと思い、出場しました」とコメント。
続けて、「最後まで優勝条件を満たしてくる人がいて、冷や汗をかきながらも勝てたことで、麻雀の楽しさを感じられました。視聴者の皆さんにも、そう感じていただけたらいいなと思います」と、決勝トーナメントを振り返りました。
さらに、優勝賞品として1分間の企業PRタイムを獲得。自身が運営に携わるチーム「KADOKAWAサクラナイツ」のイベントの告知や優勝を届けられたことへの喜びを語り、ぴったり1分でPRを締めくくりました。
多井プロは大会を振り返り、100社を超える企業が予選を参加し、『雀魂』を通じて戦ったことの意義に言及。年齢や性別を問わず楽しめることが麻雀の魅力だと語り、「視聴した人も麻雀を打ちたくなったと思う」と締めくくりました。
ロボ子さんも「最後まで見応えがあって、めちゃくちゃ面白かった」とコメント。森川茉莉さんは、カメラに映っていないところでも選手たちが「あの時はこうだった」と絶えず麻雀の話をしていたことを明かし、その光景が嬉しかったと振り返っていました。
対局前の名刺交換に始まり、企業や仲間からの応援動画、そして卓上での真剣勝負。決勝オーラスでは、追う選手たちが逆転条件を正確に作り、最後のツモまで優勝の行方がわからない劇的な展開となりました。
麻雀が企業をつなぐ、最後まで笑顔の絶えない一日
多井プロは大会を振り返り、100社を超える企業が予選に参加し、『雀魂』を通じて戦ったことの意義に言及。年齢や性別を問わず楽しめることが麻雀の魅力だと語り、「視聴した人も麻雀を打ちたくなったと思う」と締めくくりました。
ロボ子さんも「最後まで見応えがあって、めちゃくちゃ面白かった」とコメント。森川茉莉さんは、カメラに映っていないところでも選手たちが「あの時はこうだった」と絶えず麻雀の話をしていたことを明かし、その光景が嬉しかったと振り返っていました。
対局前の名刺交換に始まり、企業や仲間からの応援動画、そして卓上での真剣勝負。決勝オーラスでは、追う選手たちが逆転条件を正確に作り、最後のツモまで優勝の行方がわからない劇的な展開となりました。


配信終了後、スタジオ内で行われた打ち上げでも、話題の中心はやはり麻雀でした。選手たちは対局を振り返って反省点を語り合い、設置された全自動雀卓では、リベンジ戦や交流戦も行われました。その姿から、参加者たちの麻雀に対する深い愛情が、改めて伝わる一日でした。
配信内外で大きく盛り上がった「雀魂企業対抗戦」。次回の開催も検討中です。今回出場できなかった方、惜しくも敗退してしまった方、今回配信や記事を見て参加したくなった方、続報を楽しみにしてお待ちください!

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